2025年8月の記事一覧
【理数科2年生】理科分野の研究班も成果を発信 ~日本理科教育学会ジュニアセッションで発表~
8月24日(日)@富山大学
日本理科教育学会第75回全国大会(富山大会) において、理数科2年生理科の研究5グループが課題研究の成果を発表しました。全国の研究者や教育関係者が集う場で、高校生が自らの探究を披露できる貴重な機会となりました。
発表タイトルは
「放射線と検出器を用いた内部構造を調べる手法の開発」
「石垣の崩れやすさについての研究」
「冷却カイロの作成」
「BZ反応について」
「地震による津波に対して最も効果の高いテトラポッドの理想形について」
です。
「放射線」 「石垣」
「冷却カイロ」 「BZ反応」 「テトラポッド」
実験の計画からデータ収集、考察までをまとめ、ポスター形式で発表しました。
会場では大学の先生方や他校の生徒から質問やコメントをいただき、研究をさらに深めるヒントを得ることができました。
生徒からは
学会という専門的な場で発表することで、自分たちの研究を客観的に見直す良い機会となった。
という感想が聞かれました。
今回も理数科1年生4名も参観者として参加しました。
また、SSHの先生も開発した理科教材について研究発表しました。
発表テーマは
「大学レベルの数学を活用した領域融合型の学習プログラムの開発 ―大学での学びにつながる学びを目指して―」
です。
生徒も先生も研究を深めるために切磋琢磨できたら、と思います。
今回の経験を糧として研究をさらに発展させ、次回の発表ではより充実した成果を示せるよう、一層研究への意欲が高まりました。
【理数科2年生】数学の魅力を共有 ~第17回「マスフェスタ」参加~
8月23日(土)@大阪府立大手前高校
大阪府立大手前高校主催の第17回「マスフェスタ」(全国数学生徒研究発表会)に参加しました!
課題研究で数学を研究している理数科2年生3チームが参加しました。
発表タイトルは、
「9つ点問題の拡張」
「平面上の異なる5点に対する最小シュタイナー木問題について」
「サイクロイド曲線の性質の拡張」
です。数学が好きな理数科1年生も参観者として参加しました。
全国から集まった高校生が、自ら取り組んだ研究成果を発表し合う場であり、数学の魅力と可能性を広く共有する貴重な機会となりました。
「9つの点問題」 「シュタイナー木問題」 「サイクロイド曲線」
発表では、問題設定から解法の工夫、結果の考察までを丁寧に紹介し、参観してくれた方々から多くの質問やコメントをいただきました。
他校の発表も多彩で、統計解析や幾何学的考察、アルゴリズム研究など幅広いテーマが取り上げられていました。
発表した理数科2年生からは、
発表を通じて、自分たちの研究を客観的に見直す良い機会となりました。
他校の発表から新しい視点やアイデアを得ることができ、今後の研究活動への刺激となりました。
という感想が聞かれました。
発表を通して、自分たちの研究を見直すきっかけにもなり、何より「数学を楽しむ仲間」が全国にいることを実感できました。緊張もしたけれど、それ以上に達成感と刺激をもらえた一日でした。
今回の経験を活かして、もっと研究を深めていきます。次の発表ではさらに成長した姿を見せられるよう頑張ります!
【SSH:科学系部活動】高校生と小学生の科学交流 〜小松SSHの地域連携:小学生向け実験教室~
8月22日(金)午後 @サイエンスヒルズこまつ
小松高校科学系部活動(理化部、生物部、天文数学同好会)所属の高校生による小学生向け実験教室を開催しました。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として、開催しました。
高校生が主体となって企画・運営を行いました。
高校生が日ごろ取り組んでいる学習から、科学の楽しさや探究の面白さを伝えることを目的としています。
今回は、
「身近な材料でできるスライムづくり」
「墨と洗剤で遊ぼう」
「色の不思議:時計反応」
「重曹とブドウ糖が反応すると・・・」
「コアンダ効果って何」
「身近な材料で風船をふくらましてみよう」
の6つのテーマの実験を実施。
高校生たちは、必ず、科学的なしくみ・背景を小学生にわかりやすく説明していました。
小学生たちは目を輝かせながら実験に取り組み、高校生の説明に熱心に耳を傾けていました。
参加してくれた小学生は29名でした。
一緒に来場してくださった保護者の方も熱心に質問してくださいました。
来場してくださった皆様、心から感謝申し上げます。
スライム 墨と洗剤 風船
時計反応 重曹とブドウ糖 コアンダ効果
【理数科2年生】課題研究ポスター発表会 ~中学生へ伝える課題研究のおもしろさ~
8月20日(水)午後
中学生の小松高校体験入学の一環で、本校理数科の生徒が直接、中学生のみなさんへ自分たちの取組を紹介しました。
小松高校SSHといえば、課題研究 です。
まず、理数科の魅力を知っていただくために、理数科2年生代表3名が中学生のみなさんに小松高校SSHについて説明しました。
その後、理数科課題研究10テーマを3会場に分かれてポスター発表をしました。
理数科2年生の生徒たちは中学生にわかりやすく説明できるように工夫していました。
中学生のみなさんは熱心に聞いてくれて、さらに多くの質問をしてくれました。
会場全体の様子
研究に関する実験の様子も実際に見ていただきました。
小松高校はSSH指定校なので、県内の高校の中でも数多くの実験・研究機器がトップクラスでそろっています。
ポスター発表会の後、理数科の生徒たちと中学生のみなさんとで懇談会(絆タイム)を行いました。
受験勉強の仕方、部活動と勉強の両立について、理数科特有の行事について、などなど・・・。
理数科2年生2名と中学生3~4名ずつで懇談しました。
笑い声が起きたり、歓声が起きたり、とても楽しそうでした。
「理数科は、女子でも安心して過ごせるので、心配しなくても大丈夫」と中・高女子どうしで会話が弾んでいました。
同じ中学校の先輩後輩で久しぶりに会い、「来年の4月、待ってるね」、と話していたことも印象的でした。
【SSH】物理チャレンジ2025 第2チャレンジ出場決定 ~全国の舞台へ挑戦!~
8月19日(火)
理数科2年生の生徒が「物理チャレンジ2025」において第1チャレンジを突破し、全国大会である第2チャレンジ(全国大会)への出場(第1チャレンジの成績上位者 約100名)が決定いたしました。
物理チャレンジは、全国の中高生が物理の理論と実験に挑む競技会であり、国際物理オリンピックの日本代表選考も兼ねた、極めて高度な学びと交流の場です。
理化部の生徒を中心として、日々勉強会を実施してきました。その成果が実りました。
このたび、その努力を賞して「校長報償費授与式」が行われました。
馬場校長先生からねぎらいの言葉をいただき、「がんばってきます」と答えていました。
第2チャレンジ概要
日程:2025年8月22日(金)〜25日(月)
会場:東京理科大学 野田キャンパス
内容:実験コンテスト(5時間)
理論コンテスト(5時間)
サイエンスツアー、交流会、Physics Liveなど
日々の探究心と粘り強い思考力が実を結びました。物理の楽しさと奥深さを全国の仲間と分かち合える貴重な機会となります。今後のさらなる飛躍を心より応援しています。
新型コロナウイルス感染症の5類へ移行に伴う県立学校における主な対応について(令和5年5月8日以降)
5月8日以降、新型コロナウィルス感染症における対応が変わりました。詳しくは上記資料をご覧ください。
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