日々の出来事

あえのこと

 3~6年生が、福島邸で行われる「あえのこと」に参加しました。
 「あえのこと」は、稲作を守る田の神様に祈り、感謝する奥能登の代表的な民俗行事で、毎年12月5日に行われています。「あえのこと」は昭和51年に国の重要無形民俗文化財に、平成21年9月30日にはユネスコの世界無形遺産に登録されています。

 「お迎えの儀」での呼びかけや田切歌での踊り、権現太鼓の披露といった大役をまかされている子どもたちは、やや緊張した面持ちで、バスに乗っていきました。
 本番では、6年生がはきはきと大きな声を出していたので、下の学年もそれに続くことができました。さすが、6年生ですね。田切歌では、「あわじゃい」という子どもたちのかけ声が響いていて、とてもよかったです。権現太鼓はこれまでにも様々な機会で披露をしてきているので、たくさんの人が見ている中でも、落ち着いて自分たちの演技を披露してくれました。
 これからも地元の文化継承に、学校は地域と共に歩んでいこうと考えています。