<学校紹介>

 日本海と白山を望む素晴らしい眺め、温もりあふれるレンガと木造の校舎、そして緑豊かな運動場。恵まれた環境に包まれ、子どもたちの活気に満ちた声が響く美川小学校に、新たな年度が始まりました。昨年、創立153年目を迎えた本校は、長い歴史と伝統を大切にしながら、新しい時代に向けて歩みを進めています。

 本年度も、子どもたちにとって安心できる居場所、安心して学べる場であることはもちろん、保護者の皆様が安心して大切なお子様を託せる学校、そして教職員が意欲とやりがいをもって働くことができる、そのような学校づくりを目指してまいります。

 本校の教育目標は─── 「社会とのつながりの中で学力、そして豊かな心とからだを育てる」 です。この目標のもと、子どもたちが 「かしこく やさしく たくましく」 成長していくことを目指し、日々の教育活動を丁寧に積み重ねてまいります。

 令和4年度から本格的に始動したコミュニティスクール(学校運営協議会制度)は、本年度も重要な柱の一つです。学校、保護者の皆様、そして地域の皆様が、より一層緊密に連携・協働し、子どもたちの豊かな成長を支える 「地域とともにある学校づくり」 を推進してまいります。美川地区には、創立以来育まれてきた地域との深い繋がりという素晴らしい土壌があります。コミュニティスクールの活動を通して、この絆をさらに深め、未来へと繋げていきたいと考えています。

 学校の様子を積極的にお伝えするとともに、地域の皆様の温かいお声や力強いお力をお借りしながら、教育活動の一層の充実を図ってまいります。同時に、喫緊の課題である教職員の業務改善・働き方改革にも積極的に取り組み、子どもたちに向き合う時間をより一層確保できるよう努めてまいります。

 保護者の皆様、地域の皆様には、本年度もご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

学校看護師 

令和7年4月
学校長 中野 和人


・児童数(189名)
1年/1クラス27名  
2年/1クラス32名 ひまわり3名
3年/1クラス26名 
4年/2クラス37名 
5年/1クラス27名 ひまわり2名
6年/1クラス33名 ひまわり2名

・職 員
校長/中野 和人
教頭/勘村 圭一

学級担任(10学級)
級外(3講師含む)

養護教諭、臨任事務
特別支援教育支援員(3)
学校図書館司書、校務員
学校看護師、給食調理員(3)
スクールサポートスタッフ

 

令和2年度の6年生の歌声でお聴きいただけます。
美川小校歌.mp3(835kb)



・藩政時代末、日本海側有数の北前船根拠地として栄え、明治5年には、一時、石川県庁が当地に置かれました。
・本校校区は世帯数約1600,人口約4000を有し、美川校区全体が10ヵ町に、それをさらに東西に分けて20町に編成されています。
・古い歴史と伝統技術に培われた特産物(美川仏壇・美川刺繍・海産物加工品など)も有名で、校区の誇りとなっています。
・毎年、5月に行われる藤塚神社の春季祭礼「おかえり祭り」は、この地区最大のイベントとなっています。



明治維新 有志により元吉寺(藤塚神社)に聞道館を設け,講学の緒を開く。
明治 5年 7月 中町に数学義塾開く,10月 学制発布に伴い,南町に美川小学校開校。
明治 6年 4月 美川女子小学校を南町に開く。
明治 9年 2月 美川女子小学校を南小学校と称す。
明治10年12月 校舎新築,葵陽小学校と改称。
明治18年 2月 学制改正で美川小学校と改称。
明治31年 4月 美川尋常高等小学校と改称。
明治41年 7月 現在地に新校舎が新築される。
大正11年10月 創立50周年記念式典を挙行。
昭和 3年11月 校旗制定
昭和10年11月 雨天体育館(「奨健館」)が新築される。
昭和16年 3月 国民学校令により美川国民学校と改称。
昭和22年 4月 6・3制実施により美川小学校と改称。
昭和27年11月 創立80周年記念式典を挙行。校歌制定。
昭和29年11月 町村合併により,美川町立美川小学校となる。
昭和38年 6月 鉄筋コンクリート旧校舎が新築落成。
昭和47年10月 体育館改造工事完成,翌11月 創立100周年記念式を挙行。
昭和58年 3月 現体育館(「奨健館」)完成。
平成 9年 3月 児童用プール完成。
平成17年 2月 市町村合併により白山市立美川小学校となる。
平成21年11月 現校舎完成。
平成22年 9月 グラウンド工事完成。竣工式。
令和 4年  4月 コミュニティスクールとなる(学校運営協議会制度発足)。
令和 4年11月 創立150周年記念式典。
令和 6年11月 いしかわ道徳教育推進事業 研究発表会
令和7年10月 中部地区小学校道徳教育研究大会石川大会(公開授業会場)