お知らせ
ということは、
それ以前は「校歌」というものがなかったんですね。
「校歌」というものは学校が生まれてからかなり時間をおいてできてきたのですね。
1題目(1番の歌詞)には、湊を取り巻く美しい自然。
2題目(2番の歌詞)には、手取の流れのように
常に向上の努力を重ねてきた湊の営みが歌われています。
今歌われている3題目(3番の歌詞)は、平成7年にできました。
太平洋戦争が終わり、校歌が2題目までしか歌われなくなって50年経った年のできことでした。
戦前歌われていた 3番の歌詞
かしこき御代に 生まれ合い
師父の恵みに 人となり
いざ諸共に 手をとりて
御国のために 尽くさなん
(漢字の使い方は、違うかもしれません・・・)
1番で自然
2番で学校
3番でお国のために
という流れで作られていた校歌のようです。
戦前の軍国教育のかおりもありますが、
「かしこき御代」を「美しい地球」
「師父のめぐみ」を「人々の優しさや愛」
「御国のため」を「社会のため」と読み替えたら、
とてもステキな歌詞に思えてくるのですが…。
この歌詞を子どもたちと歌うことはできなくても、
この歌詞に込められた想いは継承していきたいと思います。