門前東西小ニュース

始業式

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
3学期最初の授業(1限目)に,始業式を行いました。児童全員が元気に登校したことを喜んだ後,今年の目標(めあて)について隣の友だちと伝え合ってもらいました。2学期終業式で,それを考えてくるように伝えてあったので,みんなしっかり考えてきていたようでした。伝え合う表情が本当に嬉しそうでした。
次に,今年は「最後まで諦めずに努力できるようになってほしい」ことを伝えました。人間,「体力」には限界がありますが,「考える力」には限界がありません。けれども,諦めたら脳は思考停止に陥り,「考える力」がなくなってしまいます。児童には,簡単に諦めずに努力を続ければ,素晴らしい結果になることがあることを伝えました。
特に児童たちは,パスカルの言葉「人間は考える葦である」について話したとき,目が光ったような気がしました。「人間はか弱く矮小な生き物である(一茎の葦にすぎない)が,考えることができるからこそ,人間は(葦より)偉大である。」ということです。
児童たちにはちょっと難しかったかもしれませんが,それでも,今日の話が,児童が今年の目標に向かう意欲が喚起されるための一助になってくれたらと思います。