門前東西小ニュース

不審者対応避難訓練

川崎市での,児童1名死亡,17名負傷という悲惨な事件があったこの日,不審者対応避難訓練を行いました。はじめに,長休み中,くしひの森で遊んでいる児童のもとへ,どう見ても不審者としか思えない人物が近づいてきました。児童たちはもちろん全員,一目散に校舎内へ避難(左写真)。うち一人が職員室へ連絡してくれました。不審者は,くしひの森を通過(中央写真),玄関に向かっています。職員は素早く,①刺股を持って玄関へ向かう(校長,栄養)。②全校放送を流し,児童を体育館へ避難させる(教頭)。③警察へ連絡する(事務)。を行いました(教頭は,放送後すぐに刺股を持ち,玄関に合流)。玄関では,校舎内へ入ろうとする不審者と,刺股でそれを防ぐ職員との攻防が繰り広げられました(右写真)。基本的に,職員はまず不審者を刺激しないように,校舎内への侵入を阻止します。しかし,ナイフを振りかざす不審者相手に刺股でそれを続けるのは困難で,屈強な体格の不審者相手にそんなに長い時間は持ちこたえられそうにありませんでした。



もう限界というその時,ようやく(本当に長く感じました。)警察官(道下駐在所の油谷さん)が駆けつけてくれ,無事,不審者は捉えられました(左写真)。その後,不審者役をしてくださった,輪島警察署生活安全刑事課生活安全係長の山岸さんが,不審者から身を守るための合い言葉「はちみつじまん」など,児童たちにたくさんのことを教えてくださいました(中央写真)。訓練終了後,職員も,山岸さんに刺股の使い方を教えていただきました(右写真)。いざという時のための,大切な訓練ができました。