門前東西小ニュース

第1回人権集会

みんなが笑顔になるための集会を行いました。どんな人にも「自由・安心・平等」が保障されていることや一人一人が大切な存在であることを知り,いじめについて考えました。最後に,みんなが笑顔になった「嬉しかったこと」を紹介してもらいました。1年生の代表として,Yさんが「友達に『遊ぼう』と言ってもらってうれしかった」ことを発表しました。集会の後,「難しかったけど,いじめはだめだと思った」という感想を話してくれました。大人でも難しいことですが,素直に考えられる1年生だからこそ,今のうちから人として大切なことを学び,「自分も大切に,周りの人も大切に」できる人になってもらいたいと願っています。(越渡)
今回のテーマは「いじめ」。まず,越渡先生から「人権ってなんだろう?」,田中先生から「いじめについて考えよう!」を,素晴らしいプレゼンテーションと共に伝えていただきました。児童たち,真剣に引き込まれていました。次に,「うれしかったことのしょうかい」を,予めお願いしていた各学年の代表児童に話してもらいました。最後に校長から話をしました。いろいろ話した後の最後に,4~6年生に,3年生の2学期に国語で習った,金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」を読んでもらいました。みんなよく覚えていて,最後の行「みんなちがって,みんないい。」は,児童たちには見えないように紙を折り曲げて隠していたのですが,躊躇することなく言えました。よほど印象に残るフレーズだったのですね。低学年の児童たちにも伝わったでしょうか。

  

以下に,集会の感想をピックアップし,原文のまま紹介します。
1年Tさん「わたしはともだちやまわりのひとたちにわるぐちをいったらだめだなあとおもいました。」
2年S君「きょう人けんしゅうかいですごくうれしいことをされてうれしいことをはなして人にうれしいことをするといいと思いました。」
3年A君「たったひとことでうれしくなるし悲しくなることが分かりました。悲しくさせないように気をつけたいと思いました。これからもがんばりたいです。」
4年N君「今日の人権集会でいじめをしている人だけではなくそのまま見ている人もわるいとわかりました。これからは,先生につたえるなどをしたいです。」
5年Kさん「人権集会でいじめを見ているだけではなく,友達を助けてあげようと思いました。全校が笑顔になるように努力したいです。」
6年Mさん「やっぱりいじめはだめだと思ったし,友達とも仲良くしようと思いました。いじめをしたり,はやしたてる人は自分では分かっていないことが分かりました。そして,金子みすゞさんの詩の『みんなちがってみんないい』という言葉はいいなと思いました。言われてうれしかった言葉は人それぞれちがうけど,どれも気持ちがよくなる言葉だと思いました。」