門前東西小ニュース

学校公開(授業参観,合唱発表,非行被害防止講座)

本校は,学校教育ウィーク(11月第1週)の学校公開において,例年,授業参観を全学級道徳とし,地域の方をゲストティーチャーとしてお招きしています。今年は,先日市内で初めて新型コロナの感染者が出たことから,急遽保護者(ご家族)限定の学校公開とさせていただきました。(市内全小中学校で統一。)
5限目は授業参観。1年生のゲストティーチャーは,七浦公民館長の升本庄五郎さん。授業では,アマメハギ・雪割草・總持寺祖院など,「門前のよさ」について熱く語ってくださいました。授業中,突然,ガチャが「言うこときかん子はおらんか!」「なまくらな子はおらんか!」と言いながら教室に入ってきました。児童たちはビックリ。慌てて保護者の背中に避難しました。ガチャが,本来アマメハギの台詞ではない「勉強しとらん子はおらんか!」と言ったことで,Y君が何かおかしいと気づき,「校長先生や!」と指摘。役割を終えたガチャは出ていきました。

  

2年生のゲストティーチャーは,本校の前で街頭指導をしてくださっている,門前公民館長の宮崎芳行さん。授業では,「挨拶運動の様子について」語ってくださいました。
3・4年生のゲストティーチャーは,子供が集い,遊ぶ庭になればと願い,「遊児(ゆうじ)の庭」を作られた,門前町福祉会理事の大倉好子さん。授業では,「町で大切みしているもの」について語ってくださいました。
5年生のゲストティーチャーは,毎年5年生が米作りでお世話になっている,たかねをクラブの中橋政久さん。授業では,米作りにかける思いについて語ってくださいました。

  

本来ならば5限目が授業参観なのですが,6年生は担任の出張が入ったため,授業参観を2限目に変更させていただきました。ゲストティーチャーは,本校の校歌を作詞・作曲してくださった酒井郷夫さん。授業では,「校歌に込めた思い」を語ってくださいました。最後に酒井さんのギター演奏で,酒井さんと児童が一緒に校歌を歌いました。5限目,6年生の授業参観は終わっていましたが,学校公開中の通常授業(田下先生の理科)は行いました。他学年が授業参観を行っていたり,その後に学校行事があるということで,多くの保護者が参観されました。
なのはな学級のゲストティーチャーは,門前公民館アドバイザーの谷内加映さん。「地域で生きる」でした。

  

今年の合唱の集いは,新型コロナのため中止となりました。しかし,3~5年生がせっかく練習してきたのです。どこかで発表させてあげたいと考え,この日のこの時間帯に行うことにしました。曲名は「この星にうまれて」で,指揮は田中先生。本来であれば3列で唄いたいところですが,ソーシャルディスタンスを考え,一人一人間隔を空けた,横に長い2列となりました。児童の歌声は美しく,これまでの練習の成果が発揮されていました。感動しました。聴いていた保護者の皆様や1・2・6年生も,同じ気持ちだったのではないでしょうか。

  

今年の非行被害防止講座は,NTTドコモの高橋さんに,保護者の皆様や4~6年生に「スマホケータイ安全教室」を行っていただきました。まだ子どもたちには早いと思われるかもしれませんが,いつか手にするその前に,伝えておかなければならない内容です。高橋さんは,スマホを正しく安全に使うために知っておかなければならないことを分かりやすく教えてくださいました。最近でも,小学生や中学生がスマホ関連の被害に遭っています。ご家庭でも,子供たちとしっかり話し合ってください。