門前東西小ニュース

わじまっこ海の体験学習6年

6年生が,輪島港への理解を深める学習を行いました。さらに,七ツ島(大島)へ渡り,環境学習や,自然体験としての海水浴を楽しみました。「のとかぜ」の職員の皆様,ありがとうございました。(相神)





七ツ島は,輪島市街の北約20kmの日本海上にある7つの島からなる島群です。各島とも無人島で,能登半島国定公園に含まれます。児童たちが上陸した大島は,七ツ島の中でも最大の島で,灯台もあります。国指定の鳥獣保護区にも指定されており,オオミズナギドリなど貴重な鳥類が多く繁殖しています。40年ほど前に持ち込まれた4匹のアナウサギが繁殖し,近年は300匹以上確認されるほどに増えました。それに伴い,オオミズナギドリの巣穴を破壊するなど生態系への被害が深刻化し,環境省による駆除が開始されました。(今年5月に根絶が発表されています。)ちなみに,七ツ島には,50年ほど前までは,夏の間だけ島で生活する人がいましたが,現在は,国の許可がない限り上陸することはできません。そんな意味でも,6年生は貴重な体験ができたと言えるでしょう。