門前東西小ニュース

能登麦屋節4年

今回は,今年度3回目となる,井上先生をお招きしての練習会がありました。この日は,江戸前期に麦屋節を広めたとされる「お小夜」のことを4年生に知ってもらい,ますます能登麦屋節を好きになってもらおうと,いしかわ音訳の会の宮川三枝先生においでいただき,お小夜の伝承を元に書かれた小説「野菊の露ー能登麦屋節考」を朗読していただきました。児童たちにとって難しい言葉が多い大人の本でしたが,物語の世界に入れば,多少は何とかなるものです。みんなしっかり理解し,全員が感想を発表してくれました。その後,井上先生と歌の練習をしました。みんな,心のこもった素敵な歌い方になっていました。きっと,越中五箇山に流され,故郷に戻ることがかなわなかったお小夜の心情を思い浮かべながら歌うことができたからでしょう。
ちなみに,この日は毎日新聞と北國新聞の取材がありました。北國新聞では,翌7日の朝刊に記事が大きく載っていましたが,さらに12月2日の新聞でも,もっと大きな特集記事が出るそうです。楽しみですね。(毎日新聞に関しては分かりません。申し訳ありません。)