門前東西小ニュース

校内百人一首大会

「勝って驕らず,負けて腐らず。」頑張りましょう。本行事担当の図書委員会の委員長である升本空美さんの挨拶で,2時間にも及ぶ大会の火ぶたが切って落とされました。児童たちは皆,2学期末からこの日のために得意札の枚数増加に取り組んできました。その成果を発揮する日がやってきたのです。



大会は2回戦行われ,各委員会(3~4名1チーム)とも,違う相手と2回競いました。児童たちの中には,各委員会ごとにエースが数名いて,枚数が少なくなった後半は,その力が更に際立ちました。(特に2年生のK君,4年生のSさん,6年生のMさんは圧巻でした。)しかし,これも本人の努力の賜。残念だったチーム(児童)は,また来年頑張ればいいのです。優勝は放送委員会,2位は図書委員会,3位は美化・体育委員会,4位は保健・給食委員会でした。



最後に,児童たちの頑張りを褒めた後,百人一首について,児童の興味を喚起する話をしました。「100枚のうち一番多いのが恋に関する首で43首。三番目に多いのは旅に関する首で4首。二番目に多いのは33枚ですが何の首でしょうか?」児童たち,少し考えた後,次々に「季節」とか「四季」とか言ってくれました。「そうです。四季に関する首です。では,一番多い季節は?」これも簡単。「秋!」児童たちの意見は一致。正解でした。春は6首,夏は4首,秋は17首,冬は6首。ダントツですね。分かるような気がします。「ただ闇雲に多くの首を暗記するのではなく,その首の意味や良さを感じ取り,好きな首(札)も作りながら楽しく覚えて欲しい。」そう伝えました。来年も楽しみです。