防災教育

ぼうさい大賞2

ぼうさい大賞の記事 ≪石川・毎日新聞≫
・優れた防災教育の取り組みを顕彰する今年度の「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)で能登町立小木中学校が大賞に選ばれた。昨年度の優秀賞に続いて5年連続の受賞。
 小木中はリアス式海岸の九十九湾に近い高台にある。東日本大震災でリアス式の三陸海岸沿いの地域が大津波で被害を受けたことから、津波への危機感を高めたという。
 今年度は、旅行者や外国人らが災害時にスムーズに避難ができるように、太陽光発電で充電するライトを沿岸部から高台への避難経路に取り付けた。避難場所を示す英語看板も設置した。
 また、困難な状況でも整然と避難できるように訓練を工夫。夜間に地震が発生し津波がくるとの想定で高台に避難する訓練を初めて実施した。
 大句わか子校長は「受賞は大変うれしい。今後の取り組みの励みになる。小規模校ながら防災教育を続けてきたことで地域や子供たちに防災意識が根付いてきた」と話した。