2025年10月の記事一覧
第1回 マイプラン学習公開校内研修会
10月27日(月)、第1回学校公開ウィークが始まり、県内外からのたくさんの視察の方々にマイプラン学習の様子をご覧いただきました。本日は佐野亮子先生のご助言もあり93名もの方々の参観がありましたが、本日の学びも、子どもが主役。わからないこともじっくり自分で考えて学んだり、それでもわからない場合は友達と学んだりヒントカードや動画を見たり、具体物を使ってもう一度考えたり。子ども達はいつも通り周囲を気にすることなく自分たちの学びを進めていました。
その後の校内研修会では、子ども達の姿を中心に見取りについて話し合いました。この子のこの姿は、どんな背景やこれまでの歩みがあるのか、子どもが学ぶとは?教師の役割とは?等について、参観者にも入っていただきながら、さらに参観者同士も交流しながらの研修会を行いました。初めての試みでしたが、それぞれの見取り方を交流することで、それぞれの見取りの感度を上げることにもつながったように思います。そして佐野先生からもご助言いただきました。
参観者の皆様、佐野亮子先生、さまざまな学びをいただきありがとうございました。
マイプラン学習2日目
10月23日(木)マイプラン学習が本格的に始まって2日目。
子ども達は、めあてをもって自分の学びを進めています。一人で学んだり、必要な時には友達とつながって学んだり。そのつながりは、学ぶ目的のためのつながりに。
そして、日々の学びをふりかえり、次の学びに生かす姿になっています。
中には、なかなかうまく進まない子もいますが、教師がその学びを見取り、日々子ども達に熱く丁寧にフィードバックすることで、子どもの気づきになっています。
1年生もしっかりふりかえりができました。
第1回マイプラン学習 ガイダンス
10月20日(月)の朝活動には、1・2年生と3~6年生に分かれて、いよいよ始まるマイプラン学習についてのガイダンスを行いました。
「庄小学校のみんなは、幸せな学校を自分たちでつくることに、子どもも先生もがんばっている。
そして、この先自分の人生を成功させるのも自分。
人生100年時代と言われる中、みんなが80~90年後も幸せに過ごせるように、先生や両親家族ではなく、自分で考え行動する力が必要。その力を付けるためにマイプラン学習は大切」
そんな話が伝えられ、真剣な表情で聞く子どもたち。 その話の後は、去年の最後のマイプランで書いたふりかえりをキャリアパスポートで確認し、今年はさらにどんな力を自分は意識して付けていきたいかを考えました。いつもどおり、子ども達一人一人の「ふりかえり」を生かしての「次のめあて」です。
教室では、シールに自分の名前を書き、校長室前の掲示板に自分の「身に付けたい力を」示しました。
いよいよ始まるマイプラン学習。子ども達がどんな力を付けられるか、子ども達のどんな姿が見られるか楽しみです。
室町文化を体験しよう
10月15日(水)には、6年生が社会科で学習した室町文化に触れる体験をしました。6年生が、室町時代にさかんになった文化の中から、茶道と華道を体験しました。
6年生が2グループに分かれ、講師を引き受けてくださった学校運営協議会の方々にそれぞれの作法を教えていただきました。
華道は、「添え」を先に生けることなどを教えていただいた後は、一人一人が自分の感性で、持参した瓶に花を生けました。子ども達個人の個性が光る素敵な生け花が仕上がりました。
茶道は、お茶を立てることもお客としてお茶をいただくことも両方体験しました。
茶筅を回してお茶を立てることに苦戦していた人もいましたが、コツを聞いてなんとかお茶が立てられました。
室町時代の文化(茶道・華道)体験、大変貴重な体験をさせていただきました。CSの皆様に感謝!です。ありがとうございました。
6年 総合的な学習の時間 「まちをみるめ」
10月14日(火)、6年生の総合的な学習の時間「庄町のよさを伝えよう」の一つとして、野村不動産(東京)の方のご協力で、「まちをみるめ」の学習を行いました。
6年生はこれまでに「庄町のよさを伝えよう」の学習として、「庄町のししまい」や「庄町の自然」「農作物」などについて調べていますが、あくまでも自分たち(子ども達)の視点からの調べ方になっています。今回は野村不動産の方に「まちをみるめ」の授業をしていただき、自分たちが調べた視点とは違う見方でこれまでの調べた内容を見直してみることが目的です。
授業では、野村不動産の方にまずは、「まちをみるめ」について体験を交えながらの説明を伝えていただきました。
「まちをみるめって?」
「これって、何に見える?」
「竜?」「花?」「見方によっていろいろ見えるよね」
いすの上に立つと・・・「天井が近い!」「床が遠くて、こわい!」「黒板の上も見える!」
床に寝て見ると・・・「床のごみが見えやすい」「今度は天井が遠い!」こんな風にいろんな見方が。
そこで、今度は「小さな子どもを連れている人」「わいわいはしゃぎたい人」「しずかにすごしたい人」「おとしより」「せんせい」「にほんごがわからない人」のみるめ6チームに分かれて学校を探検しました。
最後には、それぞれの見方で見えたことを共有し、ふりかえりをしました。
この学習によって、子ども達はいろんな立場で見られることができました。「おとしよりにとっては、手すりがない。段差が多い。」「小さい子にとっては、トイレの電気が届かない」「日本語がわからない人にとっては、図書室は日本語ばかりでわかりにくい」など、その人の立場に立った優しい視点で考えられていて素敵でした。
中には、「先生にとっては、体育館は子どもがけがしないか心配」「先生にとっては、職員室は仕事がたくさんある」など、先生への気遣いも感じられるうれしい見方もありました。