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ひとりで悩まず相談してね・・・ヤングケアラーとこどもの権利

 12月5日(木)、6年生を対象に児童支援センターあすなろ公認心理師 釜野明子さんを講師に、ヤングケアラーに関する講演会とワークショップを行いました。

 はじめに、講師の釜野さんから、「ヤングケアラー」とはどういうことなのか、「こどもの権利」について分りやすく説明していただきました。その後、子供たちはグループに分かれて、ヤングケアラーの事例をもとに「どんな言葉をかけるか」、「もし自分だったらどんな気持ちがするか」「だれに相談するか」の3つの課題に取り組みました。ワークショップの経験があまりない子供たちでしたが、課題に対して、自分の意見や考えを付箋に書いたり、発表したりしていました。

 ワークショップを終えて最後に、困ったときはうまく話そうと思わなくてもいいこと、お話することでもやもやコップの水位がさがること、お話する時間を作ってもらうためのことばについて、どうすればいいか分からないとき、誰に伝えるか、もしも友達に「ヤングケアラーなのかも」と相談されたらどうすればいいのかなど教えていただきました。 

 また、七尾市の子育て支援課の方からは、ヤングケアラーに関する県のホームページや七尾市こども家庭センターについての紹介がありました。

 講演会ワークショップを終えて、講師の先生から、6年生の子供たちの反応、話を聞く姿勢がとても素晴らしいと褒めていただきました。