投稿日時: 2024/11/09
taturh
題名「復興に向けて」
1月1日に起こったあの未曾有の大地震から10ヶ月。倒壊した家屋も少しずつ解体され、更地になった所が増えています。そんな風景を見ると、地震前の風景を忘れかけていることに気づきます。「ここにはどんな建物があったのだろうか」と考えることがあります。震災直後の混乱した怒濤の日々も忘れてはいないけれど、ずっと前の記憶のようにも思えます。今まで他県で起きた災害のニュースを聞いても見てもどこか他人事のようでした。震災直後の避難所や施設での生活、仮設住宅、新しいコミュニティー、倒壊したままの家屋がこの町にあるなんて全く思いませんでした。全て地震が変えました。ただ私の門前を好きという気持ちは変わりません。これからもこの町にずっといたいと思っています。大人たちは町の復興のために色々してくれています。寮生なので日頃地元で何かをすることはできませんが、それでも自分ができることは何かということを考え、皆と一緒に復興に向け頑張っていきたいと思っています。