投稿日時: 03/11
taturh
題名「トラウマとの向き合い方」
震災から1年以上が過ぎ、道路や建物の復旧も少しずつ進み、日常が戻ってきたと思っていても時々地震速報を目にする。学校では友達との会話で盛り上がる日常となり、地震のことをすっかり忘れてしまった時間がほとんどになったけれど、窓が急にガタガタと揺れると体に伝わる振動が元旦の震災時を思い出させ、心臓を握られるような痛みが一瞬全身を走る。あの地震で私は、人生で初めてトラウマというものを実感した。
授業のグループワークでトラウマとの向き合い方について話し合いをした。私はトラウマを思い出しそうになった時は他のものに意識を集中させ、思考を離すという対策を取る。友人は真っ白な紙に原因となることをひたすら書き込むとか身近な人に相談するなど、様々な対策を持っていた。心にあるラウマの向き合い方にも色々あると知ったが、持っている苦しさや辛さを話せたことで心が少し楽になった。