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(3) 0511 前田 花菜「看護師を目指す」

投稿日時: 08/19 taturh

題名:被災者になった今の思い

 

 元日の能登半島地震から120日以上が経った。毎日陥没しそうな道を避け、再建が進んでいない脇の家を見ながら学校へ通っている。この120日間の中で私は人の温かさを知った。地震発生当時は自衛隊の車や救急車が人命救助のため大渋滞になるほどだった。現在も県外の車やボランティアの方を乗せたバスや自衛隊の車が多くこの能登に訪れている。また、たくさんの支援物資や支援金が送られ、そのようなニュースを見る度、直接会っていないのに、能登に住む私達の為にと思うとすごく助けられている気分になり心が熱くなる。今、私が普通に生活できているのは復興のために多くの人が手を差し伸べ助けられているからだ。能登がこの先どのように復興するのかまだ先は見えない。けれど、今自分ができることは、生活できている状況に感謝し、看護師になるための勉強ができることだ。地震前は国家試験と口にしながらもどこかのんきだった。けれど今は、看護師となり支える側の人間になりたいと強く思う。