投稿日時: 2024/08/19
taturh
題名:「命を育む大切な仕事」
看護臨地実習を終えて学んだことは「看護の延長線」だ。母性の領域で、妊婦から出産、産後、退院後の一連の過程で必要な看護や検査について知った。私は経産婦に対し「初産婦より余裕がある」「体も慣れている」と思っていたが、実際「上の子の育児との両立が不安」や「後陣痛が強い」など経産婦ならではの悩みを知った。実習中、腹部の触診で硬さや胎動に触れて他の胎児と比較をしたり分娩を見学できたりした。貴重な経験だった。生命の誕生は言いようのない感動だった。しかし、その後の必要な看護を考える上で、妊婦の個別性を知り相手の生活背景をいかに把握しているか、身体的な影響に加えその後の家庭や職場に復帰に対する心理面がいかに負担かも学んだ。高校に入学し看護を学び5年。目指すこの仕事が神秘的で現実的で、命を育む大切な仕事であると改めて実感した。