投稿日時: 10/18
taturh
題名「初めて経験して学んだこと」
私は生まれて初めて大地震とそれによる断水を経験しました。今までの生活の中で一番不自由で不安ばかりが重なる日々でした。今も余震が続いている状況でとても不安な日々を送っています。約二ヶ月の断水を経験しました。食器が洗えない、お風呂に入ることもできない、トイレを流すこともできないといったいつも通りに水が使えないことがどんなに不便なのかを知ることができたと同時に、普段から使っている”水”がどんなに大切かが分かりました。そして私たちだけではなく近所のみなさんも同じ状況である中で「助け合い」を感じられる場面がありました。在所に一つしかない井戸水を汲みに行った際、親切な方が「ここに食器洗いに来てもいいよ、水を何回でも汲み来てもいいよ」と言ってくださいました。その時、近所の方も私も笑顔になることができました。助け合うということが人を笑顔にし、人の笑顔を見ることができるという自分にもいいことがあることを学びました。もう二度と同じような災害を経験したくはありませんが、災害を経験した私たちだけが知る不自由さ、助け合いなどをできるだけ多くの方に共有したいと思います。