(15) 0228 田辺陽世里「大河ドラマ 紫式部」

題名「大河ドラマ 紫式部」

　１２月の授業で「源氏物語に見る女たち」というテーマで、光源氏を取り巻く女たちの研究発表がありました。取り上げる人物は自由。個人的見解が満載でした。そのようなこともあり『源氏物語』の作者紫式部が主人公の大河ドラマを見るようになり、初めは登場人物の名前が似ていて物語の概要を掴むのも難しかったですが、相関図を見てなんとなく納得。平安時代の背景や当時の人々の心情、複雑に混ざり合う人間関係、恋愛関係にもどかしさと魅力を感じながら楽しんでいます。紫式部はどのような人物だったのか、彼女自身はどのような恋愛をしていたのか、どのような経緯で源氏物語を描いたのか、という興味が深まります。藤原道長がまひろに和歌を贈ったあの場面、離れようとしても結局惹かれ合ってしまう描写が特に印象に残りました。花山天皇、一条天皇やライバルとされる清少納言との関係性など、キャスティングに「？」をつけながら目が離せなくなっています。