学校だより(更新情報)

『防災学習プログラム』 

投稿日時: 09/08 taturh

『防災学習プログラム』 

9月6日(土)防災学習の一貫として、輪島市門前町・鹿磯・黒島・富来を高校生54名が訪問しました。バス内では、金沢大学の大学院生から、令和6年能登半島地震で大きな地盤隆起が石川県の面積を変えてしまうほどの大きな変化を生じさせたことのレクチャーを受けました。

訪問先の総持寺祖院では、寺院に生じた大きな損傷を目の当たりにするとともに、長い年月をかけて、寺院を守り復興への道を歩み続けている人々のしなやかな強さ、美しさに触れることができました。鹿磯・黒島地区では、4メートルも隆起した海岸線を実際に確認し、自然の脅威を改めて痛感しました。最後の訪問地、道の駅とぎ海街道では、発災当時のお話を伺うと共に、 復興商店街として、自然と共存しながら復興する地域の人々の生活を学ぶことができました。

 参加した生徒からは、「「今はまだ復興の種をまいた段階でこれから水やりや世話をすることで復興の花が咲きます。花が咲くにはすごく時間がかかるけれど、忘れないで欲しい。」とお寺の方がおっしゃっていることを聞き、改めて能登半島地震について見直し、防災や減災のために今回のフィールドワークを活かしていきたいと思いました。」との感想が聞かれました。

 ガイドとしてお話を聴かせてくださった皆様、企画してくださった皆様ありがとうございました。