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「ふるさと教育推進事業」介護施設から学ぶ講演会

投稿日時: 10/08 taturh

「ふるさと教育推進事業」介護施設から学ぶ講演会

 

 10月3日、健康福祉科2年生と3年生が「介護施設でその時何が起こったか、そして命と生活を守るためにどうしたか」と題して、七尾市にある介護老人福祉施設「エレガンテなぎの浦」藤澤優子施設長さんをお招きし、講演をしていただきました。令和6年1月1日能登半島地震の際に施設内には約130名の利用者様がいらっしゃったこと、その中で断水や暖房機の故障に見舞われながらも利用者様の命と生活を守るために職員さんが一丸となって対応されたことなどを教えていただきました。

 改めて、専門職者としての使命感と命と生活を守るための備え、知識・技術・諦めない心・工夫する柔軟な思考の大切さを学ぶことができました。講演後、「寝たきりの方や認知症の方など130名もいらっしゃる中で、全員が無事に避難できたこと、職員さん自身も被災者でありながら、連携して利用者さんの心身のケアをされたことをはじめて知り、すごいと思いました。この学びを活かし、災害に限らず、思わぬ出来事が起こった時には焦らずゆっくりと正しい判断ができる人になりたいと思った。」と感想を述べていました。写真など貴重な資料を見ながらのお話で、本当に学びの多い一時間になりました。ありがとうございました。