『(専攻科)ケーススタディ発表会』 11月19日(火)~20日(水)
衛生看護科5年間の学びの集大成とも言える『ケーススタディー発表会』が、病院実習での指導者様を迎えて、2日間にわたって行われました。専攻科2年生が、実習させていただいた患者様について
『どのような病態・状況であったのか』、
『どのような看護を行ったのか』、
『どのような学びがあったのか』
などについて、一人ずつ発表を行いました。司会進行も自分たちで行い、5年間で学んできた知識・技術・経験などを全て出し切って、しっかりとまとめらた形で素晴らしい発表が真摯な態度で行われました。発表を聴講する同級生や下級生たちも、仲間が経験した学びを吸収しようと真剣で熱心な態度で聴き入り、質疑応答なども活発に行われました。発表後には、指導者様や本校の指導担当教員から、温かく厳しい講評がありました。
専攻科2年生は、この発表を区切りにして、来年2月の『看護師国家試験』に向けてラストスパートに入っていきます。国家試験に合格し、一人前の看護師として活躍できるようになることが、ご支援いただいた皆様のお気持ちに報いるものと思って精一杯に頑張っていきます。
最後になりましたが、快く実習を受け入れていただいた患者の皆様、お忙しい中をご指導いただいた指導者の皆様に、心からお礼申し上げます。
『ありがとうございました。』
なお、発表は、患者様個人を特定できないように、細心の注意を払って行っています。
本校のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
本校は、県内唯一の医療・福祉系学科をもつ専門高校です。どこよりも早く、看護師・介護福祉士の国家試験受験資格を取得できる学校です。昨年度の国家試験も、両科ともに全員受験・全員合格を果たしました。生徒一人一人の進路実現をめざし「チーム田鶴浜」で支援していきたいと思います。
衛生看護科は、平成14年から5年一貫教育課程(高校3年と専攻科2年)に移行し、石川県内で唯一最短の看護師養成を行っています。令和4年度入学生より新教育課程となり、近郊はもとより石川県全域から、入学生を迎えています。
また、本校は「明・浄・直」を建学の精神に掲げ、看護・福祉の心と技術をもったスペシャリストの育成をめざしています。「個の学力を引き出す教科指導」、「職業観の確立」、「コミュニケーション力の育成」、「自律の精神」「調和のとれた心身の発達」を目標とし、教科連携や演習の強化、縦割り班活動やボランティア活動などに力を注いでいます。
★本校の強み★
①学習機器の充実
学習支援システム(スキルスアルバム、多職種連携ハイブリッドシミュレータ、デブリーフィング&データ管理システム)、電子黒板、マイクシステム等の機器を兼ね備え、各学年の進度に応じた知識・技術の統合型シミュレーション演習を実施しています。
②実習病院の看護師との授業連携
授業の演習では、現場に即した実践能力を身に付けるために、実習病院の看護師と連携して授業を実践しています。
③衛生看護科縦割り班学習活動
衛生看護科では5年一貫教育の強みを生かし以下の活動を行っています。
・5学年合同研修(看護を志す生徒、総勢約200名で一次救命処置の練習や親睦を深める目的で開催)
・3学年縦割り班活動(高校1~3年生をグループに分け、活動を通して縦の繋がりを大事にしています)
④専門職連携活動
衛生看護科・健康福祉科の学科の垣根を超えて交流を深め、共に学習する機会を作り、学生時代から他職種の視点で考えたり、専門職同士の連携の重要性を感じながら学習に取り組んでいます。
『(専攻科)ケーススタディ発表会』
・新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴う学校における主な対応について
(令和5年5月2日更新)