学校だより(更新情報)

『校内介護技術コンテスト』

投稿日時: 2023/03/22 taturh

『校内介護技術コンテスト』

 3月20日に校内介護技術コンテストを開催しました。このコンテストは、健康福祉科2年生が、これまでの介護技術の集大成として今までの学びを活用し、事前に提示された利用者様のことを考えた支援を行うものです。毎年8月に行われる北信越介護技術コンテストに出場する代表の選抜にも繋がるものであるため、生徒はこの日のために精一杯準備・練習に取り組んできました。

 コンテストを終えた生徒は、「今までは先生が言った通りの支援を練習しているだけだったので、自分たちだけで支援を考えることに不安や戸惑いがありました。コンテストを終えて、もっとみんなで利用者様の状況一つひとつを詳細に話し合い、考える必要があると感じました。今回のことをこれからの介護の練習や実習に生かしていきたいです」と感想を述べていました。コンテストの結果は審議の後、生徒に発表されます。

 また、3月17日には健康福祉科1年生を対象に、来年の校内介護技術コンテストを見据えたコンテストが開催されました。1年生で学んだ知識・技術を生かして、2年生と同じように、事前に提示された利用者様のことを考えた支援を行うものです。

 最優秀賞に選ばれた生徒は「3人で放課後に頭も身体もフル活用して頑張った結果が報われて良かったです」「同じ利用者様のことを考えたにも関わらず、どのグループもそれぞれ違う支援方法を行っていたのが興味深かったです」と感想を述べていました。

 また、コンテスト終了後には担当教員からのデモンストレーションが行われました。それを見た生徒たちは試験後にも関わらず、すぐに技術習得のために練習を始めるなど、学習に大変意欲的に取り組む姿勢が見られました。立派な介護従事者になれるよう、これからも生徒を育てていきます。