投稿日時: 2023/07/05
taturh
7月3日(月)に静岡大学 情報学部 情報学科 創造科学技術大学院講師の石川翔吾氏(写真①)をお招きし、高校3年生(衛生看護科・健康福祉科)を対象に認知症を持つ方々が体験している世界についてVR体験の学習を行いました。
体験学習では、「メタバースを活用した認知症症状のPX体験(写真②~④)」と「せん妄状態の介護者視点で体験する360度没入型映像体験(写真⑤)」の2つのコンテンツを体験しました。
生徒は、「初めて医療者目線と利用者目線の両方を体験できた事は貴重でした。」や「空間認知がしにくいため、距離感を掴むのが難しいと思った。」、「その場にない物が見えるのは怖かったが、利用者・患者さんの視点が分かり、気持ちが理解できた。」等、体験後に多くの学びを語っていました。また、個々の学びを各グループで持ち寄り、振り返りながら学びを共有(写真⑥)しました。
私たち健康福祉科と衛生看護科の生徒は、高齢化する能登地区の方々の生活を支える人材となるために、今回の学びを今後の介護・看護の実践に活かしていきます。