卒業制作 時計にハッピース陶片
寺井小学校創立150年の記念すべき年に卒業する6年生の卒業制作の時計。今年度は、記念モニュメントにも使用した九谷焼ハッピース陶片をつけて作成しています。
九谷焼陶芸館の方を講師に招き、陶片を選ぶ、割る、削る、貼り付ける工程を子ども達自身の手で行いました。授業の最後に、講師の方が「僕は湯野小学校出身で、小学生の時に学校で九谷焼をつくる学習をしました。東京の大学で美術の勉強をしていたとき、友達にその話をしたら、『自分たちはそんな経験がない、うらやましい』と言われました。皆さんが、今回体験していることは、本当にめずらしく、素晴らしいことなのです。」と、子ども達に話をしてくださいました。
ふるさとの伝統産業九谷焼に触れつつ、「割れた陶片」「うまく出来上がらなかった作品」等も工夫すれば見事に生まれ変わるというSDGsにもつながる体験となりました。
子ども達と同じく、個性が光る作品となりそうです。