有終の美・・・また、ちがった意味の銀メダル

 オリンピックは前半が終了し、水泳種目も幕を閉じました。
 最終日メドレーリレーが行われ、日本は男子が銀メダル、女子が銅メダルのすばらしい成績でロンドンオリンピックをしめくくりました。
 平泳ぎでのオリンピック3連覇ができなかった北島康介選手は、この種目に平泳ぎの選手として出場。見事2位銀メダルでした。個人種目ではだめだったけど、落ち込んだりあきらめたりせずこの最後の種目に全力を出し切りました。あとの3人のリレーのメンバーも「北島さんをメダルなしの手ぶらで日本に帰すわけにはいかない。」と相談しいつも以上の力を出せたそうです。
 一生懸命夢に向かって努力している人には、まわりからの応援もあるのですね。今までは金メダルを取って日本水泳チームを引っ張ってきました。今度はまわりの人の助けで手にいれた銀メダル、目指したメダルの色とは少し違いますが、北島選手にとって忘れられないメダルとなったことでしょうね。