校長室から

タウンミーティング「子どもたちの生きる力をはぐくむつどい in  南加賀」に参加して

11月1日(日)にタウンミーティング「子どもたちの生きる力をはぐくむつどい in  南加賀」に参加しました。

例年は、各校から教員、育友会員、地域の方など複数名の参加でしたが、今年度はコロナ禍で、本校からは校長一人の参加でした。講師は、金沢大学 人間社会研究域 学校教育系 准教授 原田 克巳氏でした。講演の報告を兼ねて、心に残ったことを紹介します。

・コミュニケーションは「ずれるものである」と認識すること。誰もが言葉足らずになりがちなものである。

・時代は変わった。自分たちが経験したことが今の子ども達には通用しない。

 

昭和時代は ジャンプ脳(少年ジャンプの世界) 令和時代は レノベ脳(ライトノベル小説の世界)
努力 ヘタレ チート
友情 モテ ハーレム
勝利 感動・感謝
がんばった分成長するんだ!=がんばってないよ 違う世界では、すごい自分になれるかも!=そのままでいいんだ

・甘えさせる‡甘やかす

 「甘えさせる」とは、心に力をつけていくこと 愛着関係(全面的に守ってくれる人がいる)を作ること

 「甘やかす」とは、大人が仕切って子どもに「させる」こと チャレンジさせないこと 失敗させないこと

・小学校時代に大事なことは、劣等感を抱かないようにすること 家でダラダラしているのは〇 「勉強しないさ い」と言ってする子は、ほとんどいない