公開研究授業

　12月5日（木）、9日（月）に、3年2組、2年生の研究授業を指導主事の先生をお招きして行いました。10月25日の研究発表での課題を受けて、板書の右上に大きくまとめを書くことを意識して授業を行いました。子ども達が落ち着いて学習に取り組んでいること、よく聴き、自分の考えを自分の言葉で話せていること、導入で自分事として捉える工夫がされていることなど、本校の実践のよさを指導主事のご助言から再確認させていただくことができました。
　また、教師の待つ姿勢や年間の中での本時の位置づけを意識すること等、新たな課題もいただきました。2年間の研究の成果をぜひ来年度にも生かしていけるよう、これから研究のまとめをしていきたいと思います。

　10月25日（金）、平成30年度・令和元年度の2年間、石川県教育委員会の指定を受けて研究してきた、道徳科研究発表会を行いました。今年度は、教職員を対象とし、「自分のこととして捉え、考え、議論する道徳科の授業づくり」を目指してきました。そのために、公開する授業は1年・3年・4年・6年に絞り、学校全体で知恵を出し合って、より良い授業になるように取り組んできました。
　当日にご講演いただいた畿央大学　教授　島　恒生先生からは、「久しぶりにぞくっとした。授業がいいなと思った。」とお褒めの言葉をいただきました。参観いただいた先生方からも「子ども達がしっかり考えを伝え、自分の意見を言う姿、また、その考えることを助ける板書など、素晴らしい授業だと思いました。」などの感想がたくさんあり、子ども達と私たち教師の頑張っている姿を見て頂くことができ、本当にうれしく思っています。
　この研究を通して学んだことを、これからの道徳科の授業や他教科の授業にも生かして、子ども達が活躍し、深い学びのある授業を目指していきたいと思います。

　9月18日（水）、10月25日に向けての模擬授業を行いました。児童の思考の流れを考え、どのように問うとよいのか、皆で考えました。少しずつ、私たち教師の頭の中がすっきりしてきていますが、実際にやってみるとどうなるのか・・今後、他のクラスで事前授業も実施する予定をしています。

　９月４日（水）、１０月２５日に行う予定の授業について、模擬授業を行い検討しました。
教師も子ども役になり、児童の思考の流れを考えたり、教師の関わり方について考えたりしました。
　夏休みから検討を重ねてきて模擬授業を行いましたが、やってみるとすっきりいかないところが見えてきて、まだまだ検討が必要です。
　「子ども達に深い学びのある授業にしたい。」和気小教師集団の願い実現に向けて、また、頑張ります。

　閉庁日明けの8月19日（月）、1年、3年、6年生の指導案検討会を、指導主事の先生方をお迎えして行いました。1時間半を予定していましたが、気が付くと2時間を過ぎていて、一同びっくり！休憩も一度も取らず、熱心に語り合いました。
　たった1時間の授業についてですが、指導主事の先生から教えて頂きながら、皆で意見を出し合って、より良い授業を作るために練り上げる作業は、大変ですが、教師にとって学びが多く楽しくやりがいのあるものです。

　1学期が無事終了し、ほっとする間もなく、10月25日に向けての指導案検討会が行われました。7月に島恒夫先生から教えて頂いたことをもとに、「より深い道徳的価値に子ども達が気づき、学びのある授業になるためには・・・」と、低学年部会、高学年部会に分かれて、議論しました。
　「道徳は、深い。」「深いから難しい。」「でも、おもしろい。」暑い夏中、議論は続くことでしょう。

　7月17日（水）、畿央大学の島　恒生教授をお迎えし、5年生で研究授業を行いました。
6月の研究授業を受け、「3層の反応を想定して授業をする。そのための問い返しを工夫する」こと」に取り組んできました。
「ぼくの夏休み大作戦」（日本文教出版　内容項目自由と責任）という教材で、子ども達は、「自分で決めて何かをするとき、どうしたらうまくいくか」について、考えました。主人公が前の自分を振り返り、「次こそは成功させたい」という強い気持ちを持ったことに気づいていきました。
　校内研修会では、市内の小学校から4名の先生にも参加していただき、島先生からたくさんの学びを得ることができました。
　また、10月25日の「いしかわ道徳教育推進事業」で公開する授業についてもアドバイスいただきました。今日いただいた学びをもとに、夏休み中に公開授業について検討していきたいと思います。

　6月21日（金）、計画訪問があり、4年1組道徳科の研究授業が行われました。
4月の研究授業を受け、教師が問い返したり発問を工夫したりすることに取り組みました。
　「決めつけないで」（日本文教出版　内容項目　公正、公平、社会正義）という教材で、友達の発言をよく聞き、自分の考えとつなげて発言し、誰に対しても同じように接するときに大切なことについて考えていました。指導主事の先生からは、①事前にアンケートを取って問題意識を持たせたことがよかった、教師のテンポと間が児童の思考を促す、道徳的価値は、子どもの小さな呟きからぽろっと出るものであるなど、授業の質を高めるための具体的な指導を頂きました。

　24日に畿央大学教授島　恒夫先生をお迎えして道徳の校内研修会を行いました。4年生は「ちこく」（日本文教出版　内容項目相互理解・寛容）という教材で、とてもよく考え、発言し互いを理解することの大切さについて考えていました。島先生からは、より深くねらいに迫るために必要な教師のコーディネート力、板書についてたくさんお話を伺うことができました。7月にもご指導をいただく予定です。