地震予報のむずかしさ
地震から 477 日目
豪雨から 213 日目
興味深い資料を見つけました
2006年度
今から19年前の資料です
30年以内に震度6弱以上の
揺れに見舞われる確率を示しています
これによると
奥能登は
最も低い 0.1% 未満となっています
私もこのころは
輪島に地震7の地震が起こるなどとは
夢にも思っていませんでした
地震安全地帯と信じ切っていて
首都圏の主要な施設を能登半島に
移転すべきとまで本気で考えていましたので
愚かなものです
長年地震が起こっていない土地は
地震が起こらない場所ではなくて
逆にひずみが溜まっている場所
と理解した方がよさそうです
【被災地に電気が灯るまで】第27回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
これまでに
人類と
金属や酸そして火との出逢い
一件無関係に見えるこの3つが
「電子」をキーワードに
全て結びついていることを学んできました
長くなりましたが
これらの本質を理解することが
エネルギー問題の解決に深く関わってくるのです
今日は第19回で学んだ
「金属のイオン化傾向」について
もう少し詳しく見てみましょう
金属にはイオンになりやすい順番があります
金属がイオンになるときには
電子を放出するので
電子を放出しやすい順番と言い換えることができます
ごくごく代表的な金属を
「イオン化傾向」の順に並べると
Li > K > Ca > Na >Zn > Fe > Cu > Ag
これは反応の激しさを表したものでもあります
たとえば
Li ~ Fe までは酸と反応して水素を発生しますが
Cu ~ Ag は全く反応しません
Li ~ Na は単なる水とでも
爆発するほど激しく反応するのです
さてこのコーナーでは
大学入試に使える化学の知識にまで
高めたいいうことは先日お知らせしたとおりですが
このへんで一回大学入試問題にチャレンジしてみましょう
次の文章を読んで問いに答えなさい
リチウム電池は、リチウムを一方の電極とし、
その酸化還元反応を利用する電池である。
リチウム電池では、電解質として LiBF4 などの塩が用いられ
(ア)電解質溶媒には、ある種の有機溶媒が用いられる。
一般にリチウム電池の起電力はマンガン電池の起電力よりも大きい。
問い:下線部(ア) について、電解質として水を使えないのはなぜか?
いかがでしょう?
おわかりになりましたか
答えは明日
【今日のじょーおこらいえ】
校長ブログを読んで生徒が書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は2023年10月31日
「授業にお邪魔します」を読んで
「冨水先生の授業にお邪魔をして
その授業の内容を伝えるブログを読みました
輪島高校の先生方の
『ここだけは何も負けないという授業を
まずはひとつつくろう』
と言う合言葉を見たときに
先生方一人ひとりの授業の中で
他の先生にはない特徴
(たとえば生徒間でのコミニュケーションを大切にする)
があるのはこの合言葉があるからだと感じました。
授業力日本一を目指していることは
日々先生方が一生懸命教えてくださる姿勢を見ると
どれだけ本気で向き合ってるのかが伝わります
私は意思が弱く
やる気もそこまでないような人間なのですが
自分で大きな目標を立てて
その達成のためにはどうすればよいのか
教えてほしいです」
《匿名希望》