学びウィークでいろんな学び
地震から 641 日目
豪雨から 377 日目
【今日の学びウィーク】
受け身な学習姿勢を脱却し
自ら学ぶ意欲を育むために
中間考査の代わりに導入した取り組み
今日はアナウンサーの原田幸子さまをお招きし
2年生を対象に「話し方講座」の第2回(応用編)です
第1回(基礎編)は
ワークショップ「声の道」をしました
目をつむった人に対して
いろんな方向を向いて
名前を呼びます
すると目をつむっていても
自分の胸に向かって呼んだときだけ
心に響くのです
まずはみんなで発声練習
縦に2本指が入るくらい口を開いて「あ」
口角上げて「え」
プレゼンテーションの語源はプレゼント
つまり贈り物なのです
相手に贈る気持ちが大切です
「何を話すのか考えるのが難しい」
「つい一定のテンションで喋ってしまう」
など生徒からの悩みにも
一つひとつ丁寧に答えていただきました
前回いただいた宿題
「2分間で推しのプレゼン」
3人の生徒が披露しました
①どんな言葉で
どんな雰囲気で始めるか
プレゼンには導入が大切です
「私は〇〇です」
「今日は◯◯について話します」
とか無難に入りがちですが
それではつかみになりません
奇をてらう必要はありません
みんながわかっていて
それでいて「おっ」と思わせる
導入が大事です
自分しか話せないこと
自分にとっては当たり前のことを話すと
聴衆が引き込まれます
②どこが一番話したいことなのかを意識します
話のヤマはどこなのかをしっかり意識します
一番時間をかけて話します
具体的な例を挙げるとよいです
③話の着地点をしっかりさせる
終わりよければ全てよし
④そして何より声に表情を乗せること
続いては
「いろんな〇〇」のワークショップ
まずは「いろんなありがとう」
①今一番欲しいものをもらった時の『ありがとう』
②ずっと欲しかったけど
たまたま昨日自分で買っちゃったものを
もらったときの『ありがとう』
ペアになって使い分けて伝え合ってみました
続いては「いろんなヤバい」
「ヤバい」はヤバい言葉ですよね
どれだけヤバいかというと
たとえば
『かわいい』を意味する
「愛くるしい」「チャーミング」「甘美な」「綺麗な」「可憐な」
『かっこいい』を意味する
「粋な」「見目良い」「洒脱な」「洗練された」「ハイブロウな」
『すき』を意味する
「心惹かれる」「目がない」「愛する」「愛おしい」「慕わしい」
『すばらしい』を意味する
「崇高な」「究極の」「至高の」「神聖な」「珠玉の」
これ全部『ヤバい』のひとことで済んでしまいます
同義語に『わかる~』や『それな〜』があります
「これヤバい」
「わかる〜」
「こっちもヤバくね?」
「それな〜」
完全に会話として成立しています
聞かれたことに答えない
政治家の答弁より
ある意味ヤバいかもしれません
続いて「街プロ」の時間
大成建設さんやURさん
そして青年会議所のみなさんはじめ
多くの方が伴走に入ってくださっています
今日は生徒のミーティングが終わってから
伴走の大人のミーティングも開かれました
いくつかの伴走団体様が集まって
生徒が帰ったあとも喧喧諤諤
すりあわせを行いました
先日「阪神淡路復興研修ツアー」でお邪魔した
「人と防災未来センター」の方に
教えてもらった大切なことは
復興がうまくいっているコミュニティーは
当初喧嘩するほどやりあった場所で
「このへんでいいんじゃない?」
と適当なところで妥協した場所は
30年後の今になって
さまざまな問題が沸き上がっている
ということです
そう考えると
高校生も大人も真剣に議論している
今のスタイルは理想的ですね
「大人がうまく誘導して成功に導こう」
ではなく
「失敗してもいいから高校生主体で動かそう」
に着地しました
今日出逢った素敵な言葉
人生で大事な「あ い う え お」
愛 命 運 縁 恩