世界平和
地震から 502 日目
豪雨から 238 日目
輪島高校には中間テストがありません
一回のテストよりも
日々の単元テストを重視して
できないポイントを早く見つけ
その改善に繋げて行きます
今日はビジネスコース1年生で
簿記の単元テストが行われました
これは朝の風景です
全員朝早く登校し
しっかりと準備に取り組んでいます
中間テストや期末テストなど
定期考査を廃止する動きは
全国的にも少しずつ増えています
岐阜県美濃市では
小学校1・2年生の通知表を廃止するそうです
「低学年の子にはもっとのびのび育ってほしい」
とのことです
私自身振り返ってみると
小学校の頃の思い出の中に
通知書は出てきません
動物や植物を育てたり
自然の中で飛び回っていたことばかり
あるいはアホなことしたり言ったり
先生に叱られたことばかり
走馬灯のように駆け巡ります
クラス内の順序を伝えることに
なんの意味があるのかなと思っていますので
美濃市のご英断に拍手を送ります
子どもの序列を知りたい
とお考えの保護者も
いらっしゃるかもしれませんが
できないことを責める社会から
できることを褒める社会へ変わるため
ご理解いただきたいと思います
トルコのエルドアン大統領が
「地域や世界的な危機を解決するため
トルコは支援や仲介を求められている」
と述べ
仲介外交において
世界的に存在感を高めています
これまでも
ウクライナとロシアの交渉の舞台を
イスタンブールなどで
何度となく提供したり
アサド政権崩壊後のシリアにおいて
米国から制裁解除を引き出すなど
「和平外交の中心」としての
役割を果たし続けています
輪島高校では現在
トルコの学校あるいは教育機関との共創を
OECDの協力のもと推進しております
大地震で被災した同じ経験を持つ高校生たちと
災害対策や世界平和のため
協力して行きたいと考えています
【今日のじょーおこらいえ】
生徒が校長ブログを読んで書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は10月29日
「高石高校さんいらっしゃい」を読んで
「昔の人が次の世代の住宅対策として
植林を進めスギを植えましたが
今となっては
花粉によって多くの人が苦しめられています
子孫のためを思って行動を起こしたとしても
かえって苦しめるだけなのかもしれません
でも大事なのは結果ではなく
その行動に込められた先祖の思いだと思います
僕自身も花粉は辛いし
昔の人何やってくれたのと思ったりもしますが
それは自分たちの時代を
少しでも良いものしたいと思ってのことならば
嬉しいことだし心が温まります
僕も将来の日本のためにやれる事はしたいし
その行動が良い結果になるか
悪い結果になるかはわからないけど
少しでも良くしたいと思う気持ちが
伝わってくれれば嬉しいです」
《田中琉碧》
私も今
能登地区の将来の高校の在り方について
いろいろ行動を起こしています
それが本当に最適な選択肢なのか
かえってこの地区の教育を
グチャグチャにしてしまうのかわかりません
それでも前を向いて進んでいます
とても力づけられる感想でした
ありがとう!