台風進路を予測する
243日目
台風で被害を受けた地域のみなさま
また今も怖い思いをされている地域のみなさま
心からお見舞い申し上げます
先日奇跡的に嬉しいことがありました
本校にゆずさんが来て歌ってくださった模様を
テレビでご覧になった方から
お便りが届いたのです
「校長先生はもしかして
私が添乗した輪島高校の修学旅行にいた
びんくんでは?」
熊本のバスガイドさんからでした
ビンゴーーー!!!
40年も前の添乗を覚えていらっしゃるプロ意識
ガイドさんと一緒に回った
長崎 阿蘇 別府そしてお別れのさんふらわ〜
様々なことが思い出されて
こんなことって実際にあるんですね
ゆずさんが繋いでくださった思い出に感謝です
高校時代の行事の思い出って
こんなふうに
一生心に刻み込まれているものです
だからこそ
コロナ禍の中であっても
震災で傷つけられても
台風がやってきたとしても
できる限り最高のコンディションで
実施してあげたいと
先生方は奮闘しているわけです
今回の台風
熊本の方も大変なことになっているようです
ご無事をお祈りしています
台風優十不断号はなかなか進路を決められず
北陸地方は良い天気です
本来予定されていた文化祭
「延期しなければよかったのに」
とお叱りの声が聞こえてきそうです
167日目 6月16日のブログにも書きましたが
台風の渦は上層空気の薄い方へ向かって
登って行くので
上層空気の気圧がわかれば
台風の進路をある程度予測することができます
次のデータは高層天気図といい
気象庁のサイトで閲覧できます
https://www.jma.go.jp/bosai/numericmap/data/nwpmap/fupa252_00.pdf
通常の天気図は
同じ高度での気圧の違いを表示しますが
高層天気図は
同じ気圧での高度の違いを表します
この図は252hPa(ヘクトパスカル)
になる高度を数値で示していて
例えば10200というのは
高度10200mになると
気圧が252hPaまで下がるということを意味します
9960と表示してある地点は
高度9660mの地点で
すでに252hPaにまで下がっているので
台風は数値の小さい9660の方向へ
進路をとるわけです
30日0:00時点の天気図によると
関東上空に『H』つまり高気圧
沖縄上空に『L』つまり低気圧
があることも表示されていましたので
この時点で九州にいた台風が
東に進めず
足止めをくらうことも
予想できることになります
そこまで偉そうなこと言うんなら
文化祭延期するなって話になりますね
このへんが気象予報士と素人の差です
すみません