TSUTAYA

地震から 371 日目

豪雨から 107 日目

 
29日からの紅白の準備と中継

撤収作業の後そのまま学校で

NHK別のクルーの元旦の撮影

その後発熱した家族の看病

挙げ句の果てに自分も知恵熱

なんとも退屈しない年越しでした

今は胃と背中以外はどこも痛くない

いたって元気な明日の仕事初めです


さてさて紅白といえば

あのときのネクタイがおしゃれだ

どこで買ったのだと

さまざまな方面から

お問い合わせいただいているので

ご紹介させていただきます

 

私としては

ブラウン管の向こうで誰か気づくか

試してやれと遊び半分でやってみたのですが

さすがファッションに敏感な方は

見てくださっているものです

 

 

 

 

 

着用したのはこんな感じ

イオンのシャツ屋さんで買った

リング込みで1,800円くらいの

とてもリーズナブルな

白とゴールドのおめでたい感じのものです

本来こんな感じで

結ばずにリングで留めるタイプのものです

 

卒業式とか入学式とか

おめでたい日にいいかなと買いました

 

 

 

 

 

 

実は結び方に工夫があって

エルドリッジノットという

ちょっと特殊な結び方をしていたのでした


NHKといえば

今日から新しい大河ドラマ

「べらぼう」が始まりましたね

 

写楽や歌麿を世に出した

横浜流星さん演じる江戸のメディア王が主人公

 

自分が生まれ育った吉原

そこをなんとかしようと

知恵と工夫でなんとかしようとする

蔦重こと蔦屋重三郎の物語です

 

最近は何でもかんでも

被災地で踏ん張っている

自分たちに重ね合わせて見てしまいます

 

現代のTSUTAYAはその血筋か?

と思って調べてみたのですが

どうやら直接関係はなさそうです

でも社名をつける時に

あやかりたいという思いは

あったかもしれませんね

 

今日のシーンでは

老中田沼意次に蔦重が直接

吉原を救う懇願をするシーンが

 

私たちが中高生の頃は

田沼意次といえば

賄賂ばっかりもらっている

天下の悪老中と習いましたし

今日も賄賂を受け取るシーンが描かれていました

ところが最近の調査では

その評価が大きく変わりつつあるそうです

非常に優れた経済観念に基づいた政治手腕が

高く評価されています

本作品では渡辺謙さんが演じています

 

今日のシーンでは

蔦重が意次に吉原を救うよう懇願しても

けんもほろろに断られます

その理由はと聞くと

吉原だけでなく江戸の町全体の繁栄を願った

それはそれはスケールの大きなものでした

そして

「他人に物を頼む前に

 お前は自分で何かしたのか!」

 

この言葉は我々被災者が

常に心得ておくべきことでもあります

私が偉そうにいう前に

多くの方がこのことを実行なさっています

だからこの街はきっと大丈夫

 

さてこの言葉を浴びせられた蔦重は

何か閃いたようです

 

次週以降が楽しみですね