明日は入学式

地震から 463 日目

豪雨から 199 日目

 

暖かくなり

電線の復旧工事も本格化してきました

 

 

 

 

 

 

とはいえほとんどの電柱は

まだ傾いたまま放置されています

 

こちらは輪島の桜の名所

一本松公園です

 

 

 

 

 

 

手前に写る傾いた電柱を尻目に

お花見用の提灯が下げられました

でもまだ蕾は固く

満開になるとこの山全体が桜色に染まるのですが

もう少し時間がかかりそうです

 

そんな桜前線の到来を心待ちにしている

輪島ではありますが

輪島高校の桜だけは

一足お先に満開となりました

 

 

 

 

 

 

まるで明日の入学式を

心待ちにしているかのようです


【被災地に電気が灯るまで】第14回

 発電と電池の仕組みについて学び

 エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー

 

第13回では陽子や電子など

原子のつくりについて学びました

 

陽子の数によって原子の種類が決まります

そして陽子の数と電子の数は

どの原子でも同じです

例えば陽子を11個持つ原子はナトリウムですが

電子の数も11個です

 

陽子1個が持つプラスの電気の大きさと

電子1個が持つマイナスの電気の大きさは同じなので

原子全体としてはプラスマイナスが打ち消しあって

電気を帯びていない状況になっています

 

ところがなんらかの理由で

原子から電子が出ていくと

マイナスの電気が出ていってしまうので

原子全体としては

プラスの電気を帯びた状態になります

このような原子を

「陽イオン」「プラスイオン」

などといいます

 

実はこの電子の出入りこそ

電気が起こるしくみに関係があります

 

いよいよ発電の本質に迫ってきましたよ

 

では原子になんらかの理由で

電子が入ってきたとしたら 

どうなるでしょうか?

 

答えは明日



【今日のじょーおこらいえ】

校長ブログを読んで生徒が書いてくれた感想を

紹介するコーナー

 

今回は1月23日「群青のフェニックス」を読んで

 

「群青という曲がどういう意味でつくられたのか

 初めて知ることができました

 私も校長先生と同じで

 能登半島地震後に

 『群青』は東日本大震災後に

 子供たちが作った歌だということを知りました

 それから私は

 この曲は亡くなってしまった同級生が

 今でも天国から見守ってくれている

 そして今でもことを君を忘れないという

 そんな思いが込められた歌詞なのではないか

 と思いながら聞いていました

 しかし校長先生のブログで読み本当は

 離れ離れになった友達や同級生に向けて

 書かれたものだったと知り

 歌は聴く人によって

 いろいろな受け取り方ができるのだなと思いました

 そして本当はどういう意味で書かれたかを知ったとき

 その歌はより美しく聞こえるような風に思いました

 私は昔歌の歌詞などを考えながら聞いていませんでしたが

 歌に込められた意味を知る機会が増えたことで

 最近は歌を聴くとき毎回

 歌詞を検索したり見ながら聞くようになりました

 歌詞の意味を理解しながら歌を聞くことで

 心が引き込まれ

 今までよりずっと楽しみながら音楽を聴いている気がします

 昔の流行っていた歌やよく聞いていた歌を今聞き返すと

 その歌をよく聞いていた時に悩んでいたことや

 その時の気持ちや匂いみたいなものを思い出し

 いつも心がぎゅっと押しつぶされるような感覚になります

 でもその感覚は嫌なものではなく懐かしいみたいな感覚です」

 《匿名希望》