「めんそーれ」エピローグ

無事日程を終え今帰りの飛行機に

搭乗しました

 

 

 

 

 

 

運良くジンベエザメの

ラッピングの航空機に乗ることができました

 

 

 

 

 

 

 

私ごとですが

以前運良くYS11に乗れたことがあります

YS11は日本最初の国産のプロペラ機で

その開発には

第二次世界大戦中

海軍が飛ばしていた「零戦」の設計者らが

関わっていて

そのため非常に高い技術力の

結晶ともいえる航空機です

 

私が乗ったのは

種子島宇宙センター研修旅行の帰り

鹿児島へ向かう便

当時台風が近づいていたのですが

それをものともせず飛んできました

 

第二次世界大戦中には

陸軍も航空機を製造していて

こちらは「隼」といいます

「隼」の設計者たちは

戦後 宇宙開発へ乗り出すことになります

 

日本初のペンシルロケットを開発された

糸川博士にちなんで名付けられた

小惑星「イトカワ」から

地表サンプルを持ち帰ってきた

小惑星探査機の名前は

「はやぶさ」です

 

「はやぶさ」のプロジェクトマネージャー

川口淳一郎氏には

以前輪島高校で講演を

していただいたことがあります

 

戦後職をなくした

「隼」の開発者たちの

その後の歩みを学んだ帰路に

同じく職をなくした

「零戦」の開発者たちが

その後遺した航空機に乗る

 

そんな貴重な体験を思い出しました

YS11機は沖永良部〜鹿児島便を最後に

2006年引退しました

 

日本人はどんな逆境であっても

その度最善を尽くして

未来に繋げてきたのですね

 

そのことを学ぶ機会が

今回の修学旅行でも

たくさんありました

 

未来へ向けてまた頑張れる

大きな力をもらいました

 

沖縄便り

校長室外から「めんそーれ」

これにて