お引っ越し大作戦
地震から318 日目
豪雨から54 日目
出来ない言い訳探す暇があったら
どうやったらできるか考えろ
自分の座右の銘であります
先生方も生徒たちもしっかりとそれを
実践してくださっています
校舎の1号棟の危険が指摘されたので
なんとか安全に学習できる場所へ移動
できる場所でできることを実践していきます
短時間で効率よく引っ越しできるよう
夕べも先生方は遅くまで綿密な打合せです
まずは柔剣道場をきれいに空っぽに
ここも教室として使用するためです
剣道場は臨時の音楽室となります
パソコン室も普通教室にする必要があります
コンピュータおよび配線を一掃
パソコンは図書室へ運び臨時のPC室です
配線は支援員の表野さんが大活躍
教室への机の移動もスムーズに
各自の私物も忘れ物のないようにと
一部の部屋には間仕切りを入れて
少人数用の講義室に分割
机がそっぽ向いて並んでいる美術室にも
このあと仕切りを入れます
廊下をピカピカに磨き上げた
3年生の岩波さんは
「校長先生!おこらいえにアップして!」
たしかにピカピカです
受験生は短時間で作業を済ませ
寸暇を惜しんで自習です
みんなで力を合わせ
予定よりも早く引っ越しが終わりました
午後から授業が再開されます
ALTのマイケル先生のおかあさまが
ケンタッキーから
メッセージを届けてくださいました
To the students:
We are thinking about you.
I really hope things are getting better each day.
Everyday is just a little easier than the day before.
Wishing & hoping for you all to keep looking to a bright future!
Your dreams and your hopes-work toward getting then.
I care.
Lots of love!
ありがとうございます
吹奏楽部の生徒たちが
小学校の鼓笛隊の指導に出かけました
詳しくはこちら
ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」です
この作品はドラクロワ32歳の時の作品で
ナポレオン失脚後の
シャルル10世の権威主義に反抗するため
描かれました
中央のフランス国旗を掲げた女性は
マリアンヌ「自由の女神」です
胸がはだけているのは
「母性」「祖国への愛」
を表現したかったからといわれています
フランス国民の総意として
フランス革命が起こったことを表現しています
ここでも化学にまつわる話をひとつ
近代化学の父と言われる
ラボアジエはこの頃の化学者です
妻の父が徴税請負人をしていて
税金取立ての仕事を手伝いながら
化学の研究をしていました
抜けなく全員から税を徴収するため
パリからの出入りを禁止したりしました
そのことをヒントに
外部との出入りがなければ
化学反応の前後で総質量の変化はないはずだと
「質量保存の法則」を確立します
厳しい税の取り立てで
民衆の怒りを買った彼は
マリーアントワネットらとともに
斬首されることとなります
彼は処刑前に弟子たちに
最後の研究を指示します
自分は首を落とされたあと
できる限りの瞬きをするから
それを記録に留めておくように
とのものでした
最期まで科学者を貫きました
実際に弟子の手記には
瞬きしたとの記録が残っているそうです
死後の筋肉の痙攣だろうとは
いわれています
「自由の女神」 マリアンヌの周りには
社会階級も年齢層もばらばらな
多くの民衆が描かれています
特に彼女の右にいる少年は
「未来の世代」を表しています
街の復興を未来の世代に託している
今の気持ちと重なります
ちなみに左端のシルクハットの男性は
ドラクロワ自身だといわれています。
苦しいときこそ笑わなあかん!
今日の「大阪人の格言」
『バケツに穴あいたら
こぼれんもんを入れんかいな』
【意味】
穴が開いたバケツでも植木鉢として使える
何事も工夫が大事!
なんか今日の引っ越しにぴったりですね