防災講座

地震から 714 日目

 

仮設校舎に受験生が集って頑張っています

 

 

 

 

 

 

 

 


金沢大学で

「探究・STEAM フェスタ」が開催され

本校から3名の1年生が参加しました

 

 

 

 

 

 

金沢大学では

教科横断型の探究学習を通した

高大接続・高大連携の取り組みを

推進されています

 

 

 

 

 

 

今回は「高校生の探究心に火を灯す」

特別企画です

 

 

 

 

 

 

大学生とのリアル探究トークを通して

新たな学びを得て

将来に向けてのきっかけとなりました

 

 


私ごとですが

先日受験した防災士試験

合格することができました

晴れて防災士として初めて

防災講習に参加しました

 

輪島市避難所運営研修会です

ピースボート災害支援センターさんが

主催してくださいました

 

 

 

 

 

 

ピースボート災害支援センターさんは

国内外の災害支援と

防災・減災を専門にする公益法人です

 

まずはコーディネーターの

辛嶋 友香里 さまから

様々な知見をいただきました

 

まずは避難所の運営主体は

避難者自身であること

その意識を持つことの大切さ 

避難所で繰り返し起こっている

3つの課題があります

① 「場」の課題

 衛生環境 安全管理 情報共有など

② 「人」の課題

 安否確認 要配慮者 生活再建など

③ 「運営体制」の課題

 環境整備 運営者も被災者 など

これらの課題を解決するには

避難者一人ひとりが

自主的に考え行動することが大切です

 

次に簡易ベッドの大切さ

単に寝心地の良さかと

これまで認識していたのですが

睡眠時の頭の高さを

床から35センチ離すことに

大きな意味があるそうです

それだけ違うだけで

温度が10℃も違ったり

床から舞い上がる埃やウィルスが

激減することがその理由です

 

今回の能登半島地震では

186ヶ所の避難所が開設されました

これは全国的にみても

例のない多さなんだそうです

 

今回は

避難所で実際に暮らした方

あるいは避難所運営に携わった方

そんな方が集まって

避難所で実際にあったあるあるを

語り合うことから始めました

 

6つのグループに分かれて

テーマに沿って

「次はこうしたい」

経験を踏まえたアイデアを出し合いました

 

 

 

 

 

 

【洗濯】

◯ 発電機の設置

◯ 男女別の物干し場

 ただしその際娘を持つシングルファーザーなど

 解決すべき課題は多い

【食事】

◯ 好き嫌いがある人は自分で備えるべき

【情報】

◯ 掲示板を充実させる

◯ 電波状況を改善する

◯ 情報弱者への配慮

【入浴】

◯ 入浴情報の周知

◯ 入浴用の送迎車両

◯ 要介護者用風呂

◯ 介護シャワー用車両

【寝床】

◯ テントを張ってのプライベート確保

◯ 枕とシーツの支援

 

今回得た知見として

しっかりと将来へ伝えていく

責任を感じました

 

またピースボートさんは 

平常時のひとり親家庭支援と

災害時の迅速な職の支援を両立する

フェーズフリー型キッチンカー

「FOOBOUR(フーバー)」の運用を

10月から輪島市でも始めたそうです

 

 

 

 

 

 

これは

平時には

食品・日用品を24時間取り出し可能な

無人車両として

地域のひとり親世帯の支援をします

そして災害時には

キッチンカーとして

温かい食料を提供できるものです

 

輪島市では発災前は 

1800人に3食分の備蓄しかなかったものを

今回の地震を受けて

13000人に対して3食2日分に

増やすそうです