読書タイム

地震から 508 日目

豪雨から 244 日目

  

江戸時代中期の江戸の人口100万人

そのうち成年男子の識字率は70~80%

当時のロンドンの人口86万人で識字率20%

パリの人口54万人に対し識字率10%

 

寺子屋の果たした役割の大きさについて

以前このブログでも紹介しました

 

そして江戸末期

開国を迫る欧米諸国は

普通の庶民が本屋で立ち読みしている姿を見て

「この国は植民地化できない」

と植民地化を早々に諦めたそうです

「自国を統治できないような

 無能な庶民に替わって

 我々が統治してやる」

というのが植民地化の大義名分であったからです

 

このように日本を植民地化から守り

独立国家としての資質素養を欧米諸国に知らしめたのは

お上ではなく

ほかならぬ一般庶民だったのです

 

さて今はどうでしょう?

被災地では本屋が姿を消し

立ち読みする場がなくなりました

 

これは被災地に限ったことではなく

全国においてもみられます

20世紀末2万店あった本屋の数は

今年は半数以下の1万店を切ってしまいました

 

輪島高校では毎朝の読書タイムを設定しています

何を読んでもいいです

 

 

 

 

 

 

この時間によって

1時間目の授業に

非常に落ち着いた態度で

向かうことができています

 

今のところ校長の妄想ですが

お昼の後

午後の授業が始まる前にも

実施したいなと考えています


【被災地に電気が灯るまで】第37回

 発電と電池の仕組みについて学び

 エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー

 

2種類の金属を導線で繋ぎ液体につけると

電気が流れ出す

これまで学んできたことを

一言で表すとこのようになります

 

金属や液体を変えることにより

様々な機能を持った電池を作ることができます

 

今日は世界初の充電式電池

「鉛蓄電池」について学びましょう

 

鉛蓄電池は

1859年フランス人のガストン・プランテが発明しました

2枚の薄い鉛板と希硫酸を用いたものです

 

日本でいうと

ハリスがやってきて

「日米修好通商条約」が締結された3年後になります

日本が開国するかすったもんだしている頃

フランスではすでに自動車で用いられる電池が

作られていたわけですね

 

その後様々な改良が加えられますが

それについてはまた次回