金魚以下???
地震から356 日目
豪雨から92 日目
金沢大学の「ボラサポ」チームさんが
朝から本校の災害処理のボランティアに
あたってくださっています
どうもありがとうございます
東北復興研修ツアーに参加した生徒たちが
お世話になった多賀城高校さんが主催する
「震災伝承プロジェクト」に
オンラインから参加しました
自己紹介では
「無人島へ持っていくとしたら
何を持っていくか?」
がお題として与えられました
多賀城から参加した中学生の中に
ippon!
と唸らせてくれる名回答が
「自動運転の船です!
なぜなら帰りたくなったら帰れるからです!」
輪島市本町周辺地区まちづくり協議会設立会
が開催されました
これは大規模火災により焼失した
本町と大町の住民による協議会です
代表 副代表 世話人を選出しました
「まち」の骨格について
現状の道路状況と
今後の計画道路について説明がありました
本校からも
「街プロ」で朝市復興に取り組んでいる
馬場さんと水上さんが出席しました
若者の意見を反映させるため
これからがんばります
OECD(経済協力開発機構)による
国際成人力調査(PIAAC)
の結果が先日発表されました
これは大人が社会生活を送る上で必要な能力
を測るものです
日本は大人の学力も世界トップレベル
「読解力」と「数的思考力」で2位
「問題解決能力」で1位で
トップ水準を維持しました
この調査は16~65歳が対象で
今回は31カ国が参加しました
3分野ともフィンランドが1位を獲得しました
(問題解決能力は日本と同点)
では問題に挑戦してみましょう
幼稚園のルール
○お子さんを午前9時までに連れてきてください
○お子さんに楽な服装をさせてください
○朝食は午前7:30まで用意しています
【問題】
子供は遅くとも何時までに幼稚園に入ればいいですか?
少し問題文を端折ってはありますが
難なく解けますよね
ところがそれは
日本の教育水準が高いことの証であって
必ずしも世界では
この問題をほとんどの人が
難なく解けるわけではないということです
さて全ての項目で1位のフィンランドですが
一部で脱デジタル化が進んでいるといいます
世界に先駆けて
教育のデジタル化を推進したフィンランドですが
「学習成果が低下している」
と指摘されるようになり
紙と鉛筆への原点回帰が起こっているというのです
紙かデジタルかという二項対立ではなく
なんでもデジタル化すればいいというものでもなく
目的と場面に応じて使い分ける必要がありそうです
紙に文字を書くということは
視覚 触覚 運動神経などフル稼働する必要があり
記憶の定着に力を発揮します
現在はネット検索で
知らないことをすぐ調べられるので
知識は以前ほど重視されなくなってきていますが
知識があると
新しく調べたことに関して
「そういえばあれと関係あるかな?」
というように結びつけて考えることができます
思考の幅が拡がります
人がひとつのことに集中できる時間は平均15秒
だからコマーシャルの長さは15秒です
このことに関する研究によると
2000年の時点では12秒に落ち込み
2015年マイクロソフト社の研究では
ある先進国の成人の集中力は8秒しか持たず
金魚の9秒に負けたそうです
このことは私は笑えません
なぜなら私の集中力も
金魚どころか金魚のえさのぼうふらレベルだからです
特に苦手なのがオンライン会議です
誰かの発言を7秒くらい聞いていると
もう別のことを考えていたりします
明日またMROラジオ
「Tad Mitani's Innovation Now」
に出演させていただきます
前回の放送を自分で聴いて軽くへこんでいます
録音した自分の声って
どうしてこんなに気持ち悪いんでしょう
不思議ですね
それから
「あのー」
「えっとー」
の多いこと
耳障りったらありゃしない
その点
Tadさんも原田アナもさすがですね
短く端的な言葉で
適切に伝える力をお持ちです
前回は震災後生徒が
どんなふうに頑張ってきたか
お話ししたのですが
次回は
時間軸を未来にフォーカスして
これから目指していくもの
についてお話しできればと思います
15:30からのオンエアです