津波が来たら、てんでんこ

岩手には古くからこんなことばがあるそうです。
「津波が来たら、てんでんこ」
家族が一緒にいなくても、とにかくてんでんばらばらに逃げなさい。
まずは自分の命を守りなさい。という意味です。
昔から多くの方を津波で亡くしている地方に伝わる言葉だけに重みがあります。

ただ、自分だけ助かればいいという利己的な意味では決してないそうです。
てんでんばらばらに逃げてもどこかで再び出会えるように、あらかじめ心の準備をしておきなさいという意味です。

ぜひ、それぞれのご家庭において、どこに逃げるのか、どうやって落ち合うのか、話あっておいてほしいと思います。

自分の命を、そして大切な人の命を守るために。

5月24日(火)防災避難訓練が行われました。