のと里山海道情報
地震から 462 日目
豪雨から 198 日目
今日はほぼ一年ぶりに
「のと里山海道」の復旧の様子を
お知らせします
「のと里山海道」は
金沢と能登半島とを直結する大動脈です
途中で能越自動車道が分岐し
七尾 高岡方面へ伸びています
たしか日本海博覧会が開催された頃
金沢-羽咋間が「能登海浜道路」として
開通しました
日本海博覧会の会場はその後
西部緑地公園として整備され
野球場や陸上競技場などの
複合施設として利用されています
昭和57年に穴水まで延伸
「能登有料道路」として全線開通し
通行料は全線片道 1,180 円
大型車になると数千円に跳ね上がるので
野球部で練習試合に出る時は
毎回通行料だけで一万円近く払っていました
その後平成25年に無料化され
『のと里山海道』として今に至ります
羽咋にある柳田インターを過ぎると
景色は一変します
2007年(平成19年)に発生した
能登半島沖地震の際にも大きく崩れ
長年かけて復旧していたのですが
今回の地震で再び崩れてしまいました
なんとか通れる箇所を活用し
迂回路をつけるなど
現在では全線通れる感じにはなっています
それでも悪路が続くので
車と運転手への負担は
並大抵のものではありません
道路状況をよく知らない
金沢加賀地区にお住まいのみなさん
「輪島高校の帰りに能登高校に
これ届けて帰ってきて」などと
軽い気持ちでお遣いを頼むなどということは
決してしないでください
大袈裟な話ではなく
命懸けの運転を強いられているのです
【被災地に電気が灯るまで】第13回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
第12回では
電池の仕組みを知る上で必要な
原子について学び
説明文の中におかしなところがないか
問題提起しました
説明文を繰り返すと
「原子は
プラスの電気を持った陽子がくっついた原子核のまわりを
マイナスの電気を持った電子が飛び回っている
異なる電気同士は引き合うので
電子は原子核にひきつけられている
一方同じ電気同士は反発し合うので
電子はお互いに反発し合いながら飛び回っている」
いかがですか?
毎年この問いかけをすると
数人の思考力のある生徒が気づくのですが
「なぜ同じプラスの電気を持った陽子が集まった原子核は
バラバラにならないのですか?」
日本で初めてノーベル物理学賞を受賞した
湯川秀樹博士もこのことについて気づき
「中間子」の理論にたどり着いたのです
【今日のじょーおこらいえ】
校長ブログを読んで生徒が書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は卒業式の日のブログを読んで
「3月3日に先輩方の卒業式がありました
正直自分が卒業しない卒業式は
退屈なものだろうと構えていました
案の定次から次へと先輩方の名前が呼ばれるたびに
意図せずまぶたが落ちてきました
この後も長い話が続くんだろうなと心の中で思っていたとき
校長先生の式辞になりました
するとみんなが少しざわざわしてきて
どうしたんだろうと背伸びをして前の方を見てみると、
校長先生がギターを持っていました
校長先生にとって思い入れのギターだと言うことを知りました
何を歌い出すのかなと思っていたら
玉置浩二さんのメロディーを歌っていました
校長先生の歌声や込めた思いは
先輩方により伝わったと思います
私もきっとあの瞬間を忘れる事はないと思います
なんてったって歌を歌う校長先生に
私は今までで会った事はなかったので
その後の志田さんの答辞はすごく心に響きました
高校生活の一瞬一瞬を心に刻みながら
3年間歩んでこなければ出てこない言葉の数々でした
私ももう高校3年生になりますが
一緒一瞬を大切にしようと思いました」
《匿名希望》