白い冬

地震から348 日目

豪雨から84 日目 

 

昨日よりも

ちょっと楽しい今日を過ごせる

輪島の未来をみんなで作ろう

「わじまミラクルず」の

ガッキーこと岡垣未来さんが

学校を訪れてくださいました

 

15日(日)重蔵神社で

FASHION SUNDAY が開催されます

お洋服やバッグ

ファッションアイテムを自由に選んで

無償で持って帰れます

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひお越しください


パリの岡本先生からです

「無事に関西国際空港に着陸しました

 予定されていたスケジュールよりも

 少し早く到着することができました

 生徒のみなさんは

 怪我や病気もなく帰ってくることができました

 このあと関税のチェックや荷物の回収をして

 電車で金沢に向かいます

 日本に着いたとはいえ

 輪島まではまだもう少し時間がかかります

 最後まで安全に送り届けますので

 どうかもう少しお待ちください」


家庭科の山上先生からです

 

3年生の「フードデザイン」選択者

ローストチキンと苺のサンタクロース作りに

チャレンジしました

 

 

 

 

 

 

 

「うまっうまっ こんな美味しいものが食べられるなんて」

と大喜びでした

洗い物をあまり出さずに調理するのが上手な3年生です

とびっきりの笑顔でした

 

先日学校へお越しくださった

DJ KOUSAKUさんが持ってきてくださった

「能登応援弁当」のメニューづくりの件

1年生から

おべんとう大作戦として

好きなおかずランキングをつけて提案しました

新商品アイディアは

高校生らしいボリュームのあるメニューがいっぱいで

元気が出そうなものばかりでした

商品化が楽しみです。


寒くなってきましたね

天気予報で「今年一番の冷え込み」

という言葉が聞かれる頃となりました

でもよく考えてみるとだんだん冬に向かっているので

極端な話毎朝「今年一番の冷え込み」になっても

特段不思議はないわけであって

眉をひそめて深刻な顔で

報道することでもないと思うのですが

 

朝の報道番組で

暗い事件ばっかり扱って

不安を煽るような報道しかしない局がありますが

そんな気むずかしい番組は見ないようにしています

 

さて寒さにまつわる問題です

次の英単語を寒くなる順に並べてください

 ① chilly

 ② frigid

 ③ crisp

 ④ wintry

 ⑤ frosty

 ⑥ cool

 

答えは

 ⑥ cool(涼しい)→

 ③ crisp(爽やかな)→

 ① chilly(肌寒い)→

 ⑤ frosty(凍るような)→

 ④ wintry(冬っぽい)→ 

 ② frigid(極寒の)

だそうです

これはお笑い芸人パックンさんこと

パトリック・ハーランさんからの出題でした

 

寒さをあらわすだけで

こんなに語彙がたくさんあるんですね

 

雪と氷に囲まれて暮らす

イヌイットのことばには

「白」を表すことばが20近くあるんだそうです

 

日本ではどうでしょう

ほのかに青みがかった「雪色」

かすかに桃がかった「白梅」

やわらかみと上品さの「小町鼠」

上質な石灰岩の「白土」

まるで初夏に降る雪「卯の花色」

生絹の純粋な「白練」

遥か遠い雲の上の「雲井鼠」

「象牙色」に「真珠色」・・・

イヌイットに負けていません

 

高月美紀さんの

「365日にっぽんの色図鑑」

が大好きでぱらぱらと眺めると

心が落ち着きます

そちらからの引用です

 

津軽には七つの雪が降るとか

太宰治が書いています

こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪かた雪みづ雪こほり雪

「そんなん言わん」

と津軽の方がSNSでつぶやいているのを

見たことありますが

そこは小説ということでよしなに

 

「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」

雪が雨に変わることはあっても

雨が雪にかわることは

気象学上ありえない

とある気象予報士の方が言っていました

たしかに雪国に住んでいる者の経験上

雪は必ず降り始めから雪です

でもこれも歌詞ということでよしなに

 

たとえ事実とは異なっていたとしても

名曲であることにかわりはありません

 

昔のレコードやCDとは違って

SNSで音楽を聴くことが主流となっている今

イントロが長いとリスナーがすぐに曲を変えてしまうので

いきなり頭にサビを持ってくる曲作りをする

アーティストが増えてきていますが

そんな中

イントロの1小節が流れただけで世界観が拡がるのが

この曲です

 

一度ライブで耳にしたことがあるのですが

間奏に流れるパッヘルベルのカノンのア・カペラ

そのとき聴いたロングバージョンのアレンジは

きっと私が最期に見る走馬燈の

バックに流れてくると思います

そのくらい感動的でした


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【忘れないで】

 

同学年の人たちは

ほとんど震災のことを

覚えていません

僕もあまり覚えていません

 

ですが大人たちが

必死に生き抜いて

守ろうとしてくれたことは

覚えています

 

今辛くても頑張ることで

子供達にその気持ちが伝わり

未来の希望につながるのだと思います

 

その気持ちを

子供ながらに感じた人たちは

また次に繋いでいけるように