光陰矢の如し
地震から 400 日目
もう400日ですか
月日の経つのは疾いもので
今年も残すところ11ヶ月となりました
年越しの準備にはまだ早いですかね
今年の10大ニュースはもうお決まりですか?
私にとっての昨年は
一日目にしてトップニュースが決まるという
極めて特殊な一年でありました
今年は何事もなく
この何事もなくということに
幸せをかみしめています
このブログも398回目
途中嫌になってサボった2回を除いて
毎日更新です
人生で二日までしか日記が続いたことのない
飽きっぽい性格なのですが
自分でも驚いています
それもこれも
「読んだよ」って言ってくださる方あってのものです
ありがとうございます
思い起こせば
まだ火の手の燻る
火災現場の近くにある
街中の電気が点かない漆黒の校舎で
教頭先生とふたり泊まり込み
余震が怖くて石油ストーブも着けれない中
警備も兼ねて玄関先で毛布にくるまって
何かしていないと気が狂いそうで
タブレットで思いを書き綴ったのが最初でした
充電切れが怖いので
頭の中で組み立てては
まとまったら一気に書いて
充電が切れたら車で充電
でもガソリンにも限りがあるし
恐怖と闘いながらの執筆でした
最初は生徒に対して呼びかけました
電波が届かないところにる生徒がほとんどで
何人が読めるかわからないけど
一緒に頑張ろうと呼びかけました
保護者の方への情報提供も意図しました
とにかく情報がないと不安です
学校の様子を逐一報告するつもりで書きました
一日の閲覧件数が最も多かったのは修学旅行中です
やはりお子さんが旅先でどうしているか
親御さんの気になるポイントのようです
それでも保護者アンケートによると
学校のホームページを
「ほとんど見ない」
「全く見ない」
と回答される方が4割ほどいて
まだまだダメだなと軽く凹んでいます
最近「無断アルバイト」が問題化しています
本校では原則アルバイトは禁止
本分である学習に集中してもらうためです
経済的に困っている家庭に限り許可
でも試験で赤点をとると許可取り消し
という方針で指導してきました
震災後は
家庭の状況それから飲食店の状況が大きく変わったので
従来の規制を撤廃し
申し出のあったものについては
今のところ全て許可しています
そこで保護者の方にお願いです
アルバイトをする場合は申請するよう
お伝えください
これまでに無断アルバイトが発覚したケースでは
保護者が
「どうせお前の成績なら許可されんから黙ってやれ」
と言っているようです
認識が間違っています!
学校はアルバイトを認める方向で指導しています
親がルールを破ることを
子どもに教えてどうするんですか!
このくらいルールを破ってもいいだろうが日常化し
そしてルールを破っても咎められる経験のなかった若者が
自分の心にブレーキをかける術を知らず
スシローの醤油を舐めて償い切れないほどの賠償を求められたり
闇バイトの危険性に気づかず手を染めたりするのです
こんな校長の思いを
保護者のみなさまに伝える手段としても
このブログは力を発揮するようになりました
今このブログを読んでくださっている
6割の保護者の中に
「黙ってやれ」派はいないはずですので
どうかアルバイトをしている生徒がいたら
許可を取っているか確認しあって
4割の方に伝えていただきたいと思います
先生方に話したいことも書いたりします
おかげで職員会議前の校長挨拶は時短でき
毎朝の職員朝礼も必要ありません
娘が
「お父さん今までの教員生活で得たもん
全て書こうと思とるやろ」
さすがよく見ています
その通りです
昔は飲み会なんかで
先輩教員の話を若手教員がじっくり聴く
なんてことが日常的に行われ
私もその席で
本当に多くのものを学ばせていただきました
コロナ以降その場面もめっきり少なくなったので
若い先生方にぜひ伝えたいということも
盛り込んだりしています
実際の飲み会の席だと
ウザがられてしまうような内容であっても
ことばを選びながら書けるし
ウッカリ失言していたら
何度も読み返し削除したりしています
【今週のありがとう】
全日本書道教育研究会 髙橋 邦夫 理事長はじめみなさま
素晴らしい書と義援金ありがとうございました
里みちこ さま
素敵な字葉書ありがとうございました
国際ロータリー第2610地区の皆様
希望の翼奨学金のお申し入れありがとうござうます
小坂小学校の久野恭子先生
ストリートピアノ演奏と子供たちの歌声ありがとうございます
北陸電力教育振興財団 山田 外史 様はじめみなさま
液晶テレビ大切に使わせていただいております
※このコーナーではこれまで
ご支援いただいた方々を
ご紹介させていただいています
なにせバタバタしていた中
記録があいまいで
「うちの支援の内容違う!」とか
「うちは支援したのに紹介まだか!」
といったお叱りございましたら
お教えいただければと存じます
このコーナーはまだまだ続きます