親子で学ぶ進路あれこれ(8)

進路情報をお知らせするコラム

第8回は、「受験モード」への切り替え その2

  

3年生の放課後補習が始まり、受験へ向けてのスタートを切っています

輪島高校では、全員の進路が決定するまで

全校をあげてバックアップしていきます

 

よく「受験は団体戦」だと言われます

以前、合格体験記で次のように書いた卒業生がいました

「長くてつらい受験勉強を 

一人じゃなくてみんなで頑張ったんだなと思いました」

彼は、「勉強は一人でするものだ」と思っていたけれど、

そうではなかった、確かに団体戦だった、と振り返っています

 

3年生の秋頃になると

早くに進路が決定した生徒の生活が乱れたり

「アルバイトをさせてほしい」という申し出があったり

毎年そういう事例が増えてきます

保護者の方々からも

学校の対応に対する不満の声を聞くことがあります

 

前回のコラムで

「生活リズムを整えること」「家庭で進路の話をすること」

2点についてお願いしましたが

 

今回は3つ目のお願い、それは・・・

「他のお子さんへの配慮」です

 

目標に向かって頑張っている生徒が

進路が決まって羽目を外している友達を見ると

自分も早く進路を決めて楽になりたいと

安易な進路選択に逃げてしまうこともあります

 

もう一度書きます

輪島高校は 最後のひとりの進路が決定するまで

全力でバックアップしていきます

 

早くに進路が決まった生徒を特別扱いすることはしません

進路が決まることが高校生活のゴールではないからです

特に3年生は、「輪島高校の顔」として

最後まで後輩たちの手本であってほしいと期待しています

バイト許可などはあくまで学校のルールに則って決定します

どうかご了承ください