シャルル・ド・ゴール空港着
日本時間 28日(月)13:00
フランス時間 6:00
エールフランス便でパリに着きました
飛行機の中のウィーフィーは
(Wi-Fi をフランス語でこう読みます)
すぐ繋がってくれるくせに
全く役に立ちません
なんでも安請け合いして
それでいて成果の出ない
まるで自分自身を見ているようで
身につまされます
キャビンアテンダントさんも当然フランス人
さあお飲み物の提供にまわってきましたよ
(よしフランス語の力を試そう!
どんな飲み物があるのかな?)
「Quest que vous avez?」
『#¥&*’!%/+』
(うーん何言っとるか聞き取れん…とりあえず…)
「Je voudrais du jus d’orange,s’il vous plaît」
『€§? ne ¥”,=/ pas 』
(ne pas と言ったぞ否定文だ
オレンジジュースないんか)
「Du jus de pomme,s’il vous plaît」
『*…%^_^@/?』
(わーもっと早口になってきた
もう一回聞いてみよう)
「Vous pouvez répété,s’il vous plaît?」
『*…%^_^@/?』
(やっぱりわからん
ゆっくり言ってもらおう)
「Vous pouvez parler plus lentement s’il vous plaît?」
『* … % ^ _ ^ @ / ?』
(ダメだゆっくり聞いてもわからん
でも出てこないところを見ると
リンゴジュースもないのかな?
しかたないワインのボトルがあるから)
「Du vin rouge,s’il vous plâit」
『ëi=%¥“』
(わー通じない…もうヤケクソで知ってる単語総動員)
「Du vin blanc,s’il vous plaît 」
「Un caffe, s’il vous plaît 」
『£§^~\”』
(もうわからないって正直言おう)
「Je ne comprends pas.」
めちゃくちゃ凹んでいると
私が言っていたことは通じていたらしく
テーブルに
オレンジジュース
リンゴジュース
赤ワイン
白ワイン
コーヒー
とずらり勢揃い
カオスな状態になるのでした
きっと
『そんなにお飲みになるんですか?』
『大丈夫ですか?』
と訊いていたんでしょうね
このぐだぐだ感が旅の醍醐味です
次のお客さんは英語で対応
耳を立てていると
「Chicken or Pasta?」
(なんや食べたいもん訊いてたんか)
牛肉や豚肉ならわかったんですけど
今度は鶏肉も勉強しとこ
牛は英語で cow フランス語で bœuf
豚は英語で pig フランス語で porc
日本では
生きていれば英語
お亡くなりになったあと
つまり戒名であるビーフやポークは
フランス語を使ってるんですよね
さすがグルメの国フランス
でも鶏さんの戒名であるチキンだけは英語由来
ここが盲点でした