豊かな日本語の使い手に

69日目

 

春はあけぼの

昨日までの寒さとはうって代わり

今朝は青空が

これからあたたかくなりそうな予感

 

三寒四温という言葉があります

三日寒い日が続いた後に

四日暖かい日が続くという

この時期の季節の移り変わりを

表す言葉です

こうやって

一歩一歩春が近づいてきます

 

クイズ第1問

四字熟語を完成させてください

一(   )二(   )

二(   )三(   )

三( 寒 )四( 温 )

四(   )五(   )

五(   )六(   )

六(   )七(   )

七(   )八(   )

八(   )九(   )

九(   )一(   )  

 

私は昔から国語が大の苦手で

特に

「筆者の言いたいことを選べ」

という問いに対しては

「十中八九」はずしていました

 

あるとき

大学入試共通テスト

(当時は共通一次と呼んでいた)

の問題文として採用された

文学者の話を聞く機会が得られました

 

その方はこう言いました

「私がこの文章で言いたかったことは

 正解以外が全て正解だった」

 

後日このことについて

本校で校長先生を務められたこともある

国語科の表純一先生に

議論をふっかけたことがあります

 

「人の気持ちなんて

 その人にしかわからない

 そんなことを問うて

 正解不正解を決めつける

 国語という教科は

 ナンセンスだ」

 

表先生はこう答えてくださいました

「国語という教科はね

 実は作者が言いたいことを

 考えさせる教科ではなくて

 その文章を読んだ

 大多数の人がどう捉えるかを

 考えさせる教科なんだ」

 

目から鱗が落ちた瞬間でした

「そうか

 自分は世間大多数から

 ずれていたんだ」

 

以来この言葉は

自分の心の中にずっと響いており

このブログを書くときも

読んで傷つく人はいないか

何度も何度も読み返しては

書いています

 

このことを

国語でしっかり学んでこなかった人が

失言で世間を騒がせる政治家や

SNSで炎上する人になるのでは

↑ これも失言かな?

 

クイズ第2問

SNSとかけまして

江戸の街とときます

その心は?

答えは最後に

 

この年になってようやく

国語の楽しさに目覚めています

 

昨日の読売新聞に

「おしごと小町短歌大賞」の

受賞作の発表がありました

 

クスリとしたり

ホロリとしたり

どれも素晴らしい作品でした

「なんてことぼくのメダカを

 じゃこごはんみて涙する息子4歳」

  岐阜県 佐藤さん

 

「豊かな日本語の使い手をめざしましょう」

本校の松本昭子先生がおっしゃっています

 

クイズの答えは

第1問

一石二鳥

二人三脚

四捨五入

五臓六腑

七転八起 七転八倒

八索九丘

九死一生

 

六七の四字熟語

どなたか知りませんか?

 

第2問

火事とケンカが華です

 

金沢大学、大阪大学

合格のしらせが

入りました