レモン彗星の日
地震から 625 日目
豪雨から 361 日目
朝日新聞の記事から
AI開発や活用で世界に遅れをとっていることは
政府も認めるところです
総務省の調査によると
個人的に生成AIを使ったことのある人の割合は
日本では27%なのに対し
中国では81%にのぼります
またスタンフォード大の調査では
2024年のAI分野への投資額は
米国が1091億ドルなのに対して
日本は9億ドルと
100分の1にも届きません
経済産業省の推計では
このままでは
海外のデジタルサービスに伴う日本の赤字が
30年後に原油の輸入額を超えるとしています
しかしながら
AIに対する認識が
「AIを使いこなす」から
「AIをパートナーとしてみなす」
に変わってきているところから
日本のAI技術が世界のモデルになる時代が
これからやってくるように思います
さて本日
和歌山大学から
くわ 将倫 客員准教授
此松 昌彦 教授
太田 和良 アドバイザー
のお三方が学校を訪れてくださいました
和歌山大学災害科学・レジリエンス共創センターでは
孤立集落における情報発信システムについて
研究なさっています
和歌山県は半島に位置する
少子高齢化が進む地域として
能登と同じ条件下にあることに加え
近い将来発生が懸念される
南海トラフ地震により
孤立集落が多く発生する危険性があります
今回我々が得た知見をお伝えさせていただきました
また和歌山大学さんでは
内閣府の主導のもと
「Q-ANPI」
の活用にも携わってこられました
これは衛星安否確認システムです
阪神淡路大震災の頃は
ちょうど携帯電話が
東日本大震災の頃は
電子メールが
熊本地震の頃は
インスタなどのサービスが
それぞれ普及し始めた時でした
いずれもその活用が期待されたのですが
電波がなければただの箱
結局最後は避難所を回って安否確認したといいます
今回の能登半島地震も同じ
最も有効な手段は
紙とマジックそしてガムテープでした
「ANPI 」のような安否確認システムの
普及が待たれます
ところでレモン彗星がやってきていますね
今年1月3日に
アメリカ・アリゾナ州の
マウントレモン天文台で発見されました
緑色をした彗星で
10月後半に向けて接近しています
北斗七星のひしゃくの柄を伸ばしていくと
アークトゥルスという
オレンジ色に輝く全天で4番目に明るい星に
ぶつかりますが
その近くに現れます
4等星ぐらいに輝くそうですが
その頃は新月と重なり
観測には最適なようです
さらには流星群とも重なり
1時間に数十個の流れ星も見られるそうなので
天文ファンでなくても
ワクワクなイベントになりそうです
マウントレモンは植物学者のレモンさんが
初めてその山に登頂したことにちなんでいるそうです
なんとも可愛い
そしてちょっとお間抜けなネーミングです
可愛くお間抜けといえば
最近全国的に
可愛くお間抜けな名前の幼稚園が
増えているようです
これは幼稚園の風紀を乱すような子の親は
えてしてそんな名前の幼稚園にやりたがらず
結果として落ち着いて活動できる雰囲気を
保つことができるからだそうです