転生したら風鈴だった件

123日目

 

僕らの街は僕らが創る

毎週木曜は「街プロ」の日です

 

今日は東京から大成建設さんを迎え

街づくりのヒントをいただきました

体育館に集まりワークショップです

 

 

 

 

 

 

リサイクルとアップサイクル

能登地震の災害ゴミは現時点で

体育館 2,700棟分と

試算されているそうです

 

捨てられる資源を

再利用するのがリサイクル

今よりさらに有用なものに

生まれ変わらせるのが

アップサイクルの考え方です

 

「街プロ」では

観光、教育、漁業、スポーツなど

10のグループに分かれて

それぞれ興味ある分野から

街づくりにアプローチしています

 

 

 

 

 

 

一人ひとりが4コマ漫画を描く

今日のワークショップ

 

1コマ目は

「転生させたいモノを決めよう」

 

2コマ目は

「そのモノの気持ちになって

 どんな転生をしたいか考えよう」

 

3コマ目は

「そのモノの転生した姿を

 描いてみよう」

 

4コマ目は

「転生したモノが

 どんなふうに過ごしているかを

 想像しよう」

 

 

 

 

 

 

生徒から出たアイデアは

倒木でキリコや太鼓

 あるいは公園の遊具

瓦で道路

倒壊家屋でサッカーゴール

 

素敵だなと思ったのは

焼け跡で焼け残った

茶碗を集めて崩して成形し

風鈴に蘇らせるいうアイデア

被災地の思いを

「音」で残したいのだそう

 

大成建設さんの技術で

形になるのであれば

素晴らしいことだと思います

 

みなさんは

災害ゴミを生まれ変わらせるとしたら

どんなアイデアがありますか?

 

さて明日から4連休

輪島高校では

4日とも学校を開放して

学習場所として

生徒の皆さんに活用してもらう

準備をしています

 

昨年度は

教員の多忙化改善の視点から

土日祝日は

学校を閉めていました

 

今年度は

未だ避難所生活を

余儀なくされている

生徒もいる中

少しでも落ち着いた学習環境を

提供したいとの

先生方の熱い思いから

特別に実現に至ったものです

 

ですので

他の高校の生徒さんや保護者の方は

「輪島高校がやっているのだからぜひうちも」

と思わないでいただきたいし

本校においても

これからずっと続くとは

思わないでいただきたいです

 

やっぱり教員が

土日もはたらかなければならない状態は

異常です

 

週休0日

土日祝日なし

数ヶ月に1回の休日あり

残業代支給はあり

ただし時間に関係なく一律

定額働かせ放題

 

こんなコンビニがあったら

みなさん勤めたいと思いますか?

 

でも教員はこんな勤務条件を

強いられてきた訳です

 

日本の小中高校の数は

大手コンビニ2社の全店舗数と

ほぼ同じだそうです

 

国中のほとんどのコンビニで

こんな勤務環境だったとしたら

おいおいこの国大丈夫かって

なりますよね

 

でも教員志望のみなさん

安心してください

少しずつですが改善されてきています

 

花壇の花が満開です

震災前にちょこっと植えた苗が

花壇いっぱいに…

名前は忘れました 

 

 

 

 

 

 

 

避難所にも

筍の芽をあしらった

おしゃれなオブジェが… 

 

 

 

 

 

 

 

今日のワークショップで学びました

Learning by Doing

オランダの教育方針です