現場からお伝えします

20日目 土曜日

本来ならば学校は休みなので

朝から少し余裕があります

避難所をうろちょろしてみました

 

朝早くから

トイレ掃除をしてくださっている方が…

お名前をお聞きしたのですが

「みんなやってることなので…」と

ほんとうにあリがとうございます

 

 

 

 

 

 

 

輪島高校避難所には

ペット同伴の方の部屋を

1室設けています

ペットも大切な家族

気兼ねすることなく

過ごしてもらっています

 

 

 

 

 

 

 

生徒たちが学校に置いて行って

被災した辞書やひざ掛けなど

まとめて置いてあります

いつでも取りに来てね

持ち主が迎えに来てくれるのを

待っています

 

 

 

 

 

 

 

こんなにグチャグチャだった図書室も

 

 

 

 

 

 

このとおり

 

 

 

 

 

 

先生方が1週間かけて

もとどおおりにしてくださいました

 

トレーニング場には

プライバシー保護のための

間仕切りが入りました

まだ入っていない避難場もありますが

市は各避難場の事情に合わせて

順番に進めています

これをご覧になって

「なぜ輪島高校だけ!」

と苦情を言うのはおやめください

例えば他の避難場にあって

輪島高校にないものもあります

それぞれの避難民が

思いやりの心を持って

過ごしていただければと思います

「俺は被災者だぞ!」

と市の職員に食ってかかる人を見ました

市の職員だって被災者です

 

 

 

 

 

 

 

ゴミの分別も進んでいます

避難民の方々が

みんなで助け合いながら

ルールも自分たちで決めて

綺麗な環境を保っています

 

 

 

 

 

 

 

大切な連絡は

ホワイトボードで取り合っています

 

 

 

 

 

 

 

開所当時は2ヶ所しかなく

除染作業に追われていた

仮設トイレも今ではこんなに

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちが集える

ティーンズラボさんも

素敵なスペースになりました